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次の日の昼休憩になって。
チーノと俺はご飯を食べながら話していた。
彼は口にたくさんのご飯を詰めて食べていた。
ハムスターみたいで少しかわいげがある。
sho「昨日はごめん…」
ci「いいっふよいいっふよ!はよられるほうがうれひいのへ!!」
俺には勿体無いくらいのいい仲間を持っている。
zm「シャオロン!チーノ!夏祭りの話するからこっちの机こいよ!」
ゾムに呼ばれて俺らは椅子とお弁当を持って移動する。
zm「夏祭り、ついに明日やな!ってことでお金何円持ってく?!?!」
rbr「はぁ?それ気になるか?」
zm「予算?ってもんは大事!ってお前が言ってた!」
rbr「はぁ…」
自信満々な笑顔で言うゾムと呆れているけれど面白がっているロボロ。
そんな彼らが楽しそうで好きだ。
sho「……。」
ci「…」
チーノを見るが、彼は微笑んでいるだけで笑い声すら出さない。
返事もあまりしない。
彼は…大人数でいるとそんなに喋ることがない。
まぁ、俺とすればなんともないけれど。
ci「…しゃおさん。」
小声で話しかけられる。
sho「ん?」
ci「…僕の家に家出しません?」
sho「…………え?」
突然の提案に俺は混乱する。
だけど彼の目は本気だった。
sho「…でも、迷惑じゃん。」
ci「…実はお母さんと話しまして。嫌だったら別に来なくてもいいんです。…どうしますか?」
sho「…いく。いっていいなら、いきたい。」
ci「ふふっ。決まりですね!」
そうして俺は、家出することにした。
…………………………
次の日。
俺はチーノの家の人にお世話になっている。
育ててもらっている間のお金は、俺が将来稼いで返すこととした。
そして、今日は肝心の夏祭りだ。