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カラスバside
落ち着け俺、俺はサビ組の組長や……。
こんな事で折れたらアカン!
カラスバ「言い方が悪かったな、立ち話もアレやし、座って話せへん?」
俺がそう告げばテオは嫌々ソファーに座る。
テオ『で、ジプソはいつ帰ってくるの?』
またジプソ、ジプソジプソ!!ホンマにイライラするわァ…。
カラスバ「なぁ、そないジプソの事が好きなん?」
テオ『当たり前だろ、何言ってんだ。』
少し虐めたろ。
カラスバ「ほんならジプソの好きな飯や色、好きなポケモン、誕生日、お前にわかるか?」
唐突に言われ混乱するテオに
カラスバ「ほれ、なぁんも分かっとらんやん、可哀想になぁ。」
テオside
唇を噛んでぐっと堪える。
でも確かにそうだ。何で俺は好きな人の事を何も知らないんだろうって。
チラッと見れば黄金の目が俺を見ていて……。
何処か悲しそうな、寂しそうな感じがする…。
テオ『……俺とアンタって……どんな関係なの?』
恐る恐る聞いてみる。
カラスバ「関係?そりゃあ恋人やで、まぁ現状過去形になってるけどな。」
恋人??本当に???
カラスバ「ホンマに傷付いたわぁ、恋人だった人に忘れられて挙句の果てには浮気をしとん、悲しくて泣いちゃうわぁ。」
テオ『…でも、俺がアンタと恋人なら俺の事何でも答えれるよな?』
カラスバ「当たり前やん。」
テオ『…じゃあ俺の…カラスバ「出身はカントー地方、レッドとグリーン、ブルーと幼馴染。それからシルフカンパニーでロケット団と戦って?それから…。」わ、分かった!分かったからッ!……、本当に俺の恋人なんだな…。』
カラスバ「俺は嘘なん言わん。サビ組の組長やからなぁ。」
テオ『……なぁ、その、と、隣座っても良いか?』
カラスバ「勿論ええよ、お前さんは何時も俺の横に座っとったわ…。」
おずおずと隣に座ってチラチラカラスバを見れば優しそうな笑顔で俺を見てきて……。
テオ『…ッ、手ェ握っても……良い?』
カラスバ「ええよ、テオになら何でも許すさかい、だからたぁくさん触ってええで?」
手と手を握ったり首元の匂いを嗅いだり、ハグもした。
何故だろう、記憶は無いが身体が覚えている。
懐かしい……。
カラスバ「静かになったと思ったら…、何や眠ったんかい。」
ジプソ「カラスバ様、頼まれていた仕事終わりました。」
カラスバ「おう、仕事早くて助かるわァ。テオは無事寝たで。」
ジプソ「そうですか、良かったです。」
カラスバ「テオは誰にも渡さん、例えお前だろうが…許さへんからな。」
ジプソ「私は取ろうとなんぞ思っておりません、ですがカラスバ様とより深くなって頂けた様で私は嬉しいです。」
そうやなぁ、囲ってしまいたいくらい可愛くて仕方ないわァ。
好きを超えて愛しとう。
だから俺の元から他所に乗り換えんなよ、絶対許さへん。