幼なじみにここまで緊張するなんて、思ってなくて、マヂいたたまれない、、、、。
隣にいるオッパをチラミ。
昔話で盛り上がるお母さんたちの話を、ニコニコうなづきながら聞いてるジェミンオッパはキラキラビジュになってはいたけど、昔と変わらない、、、。
もの静かで、ちゃんと周りをみていて。
後片付けやお酒をついだり、さりげなく世話焼きだよなぁ。
でも、昔と違う、、、大人っぽいところとか
なんか、オッパの側にいると、、、
「いい匂い、、、、」
ん?
『まちこ?』
やっば!!
ついつい口から言葉がっ
『何か食べたいものあった?サイダー飲む?』
ジェミンオッパが立ち上がろうとした。
『いゃ!ち、ちがいます!あの、ちがうくて!』
アタフタしたあたしをみて、顔を覗き込む。
わっ
近いてっっっ!!!
反射的にのけぞってお母さんの肩で頭を強打!
「いった!何してるのよ!?まちこっ」
「ご、ごめ、や、なんか、ちがくて、、、てか、いた〜、、、」
頭を押さえて座りなおす。
『大丈夫?』
目をまん丸にしているジェミンオッパの大きな手のひらがあたしの後頭部をなでなで。。。。
ヒィィィ////
オッパの付けてる香水?のいい匂いと、頭が痛いのとがゴチャゴチャになって、クラクラしてきた、、、
『まちこ、女のコはケガしちゃダメ!気をつけないとダメだからね!?オッパ怒るよ?』
チョット、ふざけた怖い顔。
コクコク
うなづくしかない。。。
『約束ね?ケガや体調には気をつけろって、まち子が引っ越すときに、ボクいったよね?』
コクコク
思いだした。。。確かに言ってた!!!
『お、覚えてます、、、オッパが言ってたの、、、』
みるみるオッパは笑顔になった。
『えらい子でちゅね〜』
両手であたしの髪をくしゅくしゅってしながら、満足そうなジェミンオッパ。
な、なに?このカワカッコイイ生き物。
心臓がドクドクうるさくて、目が離せないくらいのこのオーラ、、、。
こ、これがいわゆる芸能人。。。
『アイゴー、昔、ジェミンがスケートから帰ってきたときに、わたしにね?「おかあさん、ボクに妹ができたんだ!」って、それはもう嬉しそうな顔してね、、、。懐かしいわ、、、。まちことまたこうして会えてよかったわね〜』
『めっちゃくちゃうれしくて日記にも書いた笑』
うなづきながら、愛おしいそうなあたしの髪をなでなでするオッパ。
『学校の先生から、赤ちゃんができたのかって、お母さんきかれたのよ〜笑』
楽しそうに笑うジェミンオンマ。
『こんなカッコいいお兄ちゃんなら、まちこも自慢のお兄ちゃんよね〜。』
いやいや、こんなお兄ちゃんいたら部屋着もきれないし、毎日緊張して自慢する前にメンタルもってかれるし、、、。
『まちこ、かわいいなぁ。。。宿舎に連れて帰りたい!』
韓国男性のこの!
この!ストレートなセリフ!!
ドキドキさせられっぱなしで、この30分。
酸素が薄い気がするのはあたしだけ?
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