テラーノベル
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少し時間は遡りラムレザルとの合流する前に戻る。
「”オレが目印になって全員を繋ぐ”…ねぇ…この巨獣の中でそんな事ができるのかぁ?お前はぁ」
「これはオレの好きな奴からの押し売りなんだが…”ド派手な演出” ってのは案外楽なもんだぜ?ただ力を込めればいいだけだ」
エンジンはパイプから飛び降りると一点に向かって集中攻撃を始めた。
「あいつ…他の仲間がいる方向を把握して突っ込んでんのか?デルタ嬢」
「知るかボケ」
「デルター!キャノン砲用意しろ!出力最大なー!!」
「言われなくても最大且最高級の砲撃を用意してやるよ」
デルタはカルヴァリ立て祈りを挙げ始めた。
「【天にまします われらの父よ 願わくは御名をあがめさせたまえ 御国をきたらせたまえ みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ われらの日用の糧を今日も与えたまえ われらに罪をおかすものを われらがゆるすごとく われらの罪をもゆるしたまえ われらを試みにあわせず 悪より救い いだしたまえ 国と力と栄えとは 限りなくなんじのものなればなり】………チャージ100% 出力最大」
「ちょ…おい!このままいくと仲間も巻き添えを食らうぞ!!?」
「んなもん知らん。当たるやつが悪い」
「無茶苦茶だな!?」
デルタが引き金を引くと耳を劈く音とともにカルヴァリに内蔵されているエネルギーが全て打ち出された。
「「ドンピシャリ」」
「体内を突き抜けてここまで来たか…よくこの場所を特定したものだ…だが、2人増えただけの事」
「だァれが2人だって?」
穴から続々と仲間が入ってきて全員がこの場に揃った。
「道作ってくれて助かったよ2人とも。迷子だったんだよねー」
「それザンカ生きてる?」
「うぁ…」
「姐さんから手ェ離せ!!!!!ケツ毛燃やすぞゴルァ!!!」
「デルタ落ち着け!!」
「去ね去ね。ストーカー消すべし消すべし」
「イオタ〜、そんな言葉使うな〜」
「了解了解」
ゾディルはこの光景を見て固まっていた。
ラムレザルは抱えていたルドを地面に下ろすとゾディルの肩に手を置いた。
「みぃーんな生きてたなぁ。うん。この実験はもう終わり、な?斑獣の核がある限りワタシらは仕事を全うする。それが掃除屋だ」
「そうだな…もうすぐで実験の結果も出ることだ急ぐとしよう」
「リヨウお前それ殺ったの?」
「殺ってないよ!再起不能にした!!」
「殺ってんじゃねぇか(ザンカは動けないか…ギータも打ち所が悪かったのか脳震盪起こしてるっぽいし…)よし!お前ら仕事だ!!」
ラムレザルの声と共に全員が人器を構えた。
「死か天か境界までのタイムアタックだ」
「算段は?」
「動いてる玩具同じだ。動力源を潰す。その動力源が…」
「この核だな!!」
ルドは鞄からネイルガンを取りだし人器化する。
銃みたいと騒ぐエンジン見て虚無になるリヨウととりあえず1発殴っといたラムレザル。
「およ?」
核に当たる前にぶち開けた穴から義手が飛び出してネイルガンから放たれた釘を防いだ。
「実験も研修もまだ終わってないぞ」
「どうもこう見えて実は荒らし屋研修中の新人です」
「ジジイ…」
「ブンドゥス!?…え、新人?」
ブンドゥスと対峙した3人は驚いた顔をした。
「実力を示すにはお前らをここで叩き潰すのが早そうだ。」
「自惚れるなよクソジジイ。」
狭い場所だとパニッシャーが邪魔になって機動力が落ちるデルタは動けないザンカとギータを守りつつ遠距離からの援護に徹することにした。
「数じゃこっちが勝ってんだ。量で押し切った方が得策、だろ?」
「ジジイはオレとイオタで抑えるから姐さんはそこのメンヘラの相手してくれ」
「ほう、二手に分かれるか…ならば “二手”」
数で勝っているはずなのにブンドゥスの人器がそれを阻止してくる。
「四手に割れる?ならば “四手” …俺の人器は歳を重ねる毎に俺の一部になっていた義手達。分かるか?一つ一つの質が良いのさ。境界を超えるまでに突破できるかな?もう一手、まだ余っているがね」
「その一手、貰っても?」
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こすい。@暇人
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