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まず最初に。
天国や地獄は、一世代を覗き実在しません。
魂は、神様の元へ行くか、地上に残るかの2択しか与えられていないので、天国や地獄が存在する意味が無いのです。
天国と地獄は、お話として地上に渡っていますが、所詮物語。地上の人達には、天国や地獄が実在してるかどうかなんて分かりません。
ただ、先程一世代を除き、と言いました。
実は、たった一世代だけ天国を実在させることに成功したのです。
成功させたのは、ヒカルという男性の管理人。
ヒカルは、天国が実在しないことを知り、亡くなった人達で何も気にせず平和で楽しく暮らす場所として、天国を作り出しました。
そしてなんと。神様も天国に在住することができたのです。
これは例外中の例外で、神様と管理人が直接コミュニケーションをとることが出来た、初めての出来事でした。
やがてヒカルは神様と婚約し、2人の間に娘が産まれました。
名前は、リサ。
2人の愛情に包まれて育ったリサは、やがてヒカルと共に管理人の仕事をし始めました。
その家族は、今まで歴代の神様や管理人が築いてきた繰り返しを、たった一世代で全て崩してしまったのです。
だけど、その天国はその家族一世代きり創られることはありませんでした。
何故なら、リサがそこまでの力を持ってなかったからです。
リサが持つ力はかなり弱く、歴代管理人の中でも下位の方でした。
そんな中作り出した世界は、今の私たちのような、ごく一般的な世界だったのです。
何も能力を持たず。それぞれが無力で、時に身を任せるしかない、か弱い世界。
この続きのお話は、いつか本編を書いた時にでも。
話は脱線しましたが、とにかく天国と地獄は管理人の間でも難易度の高いものでした。
天国や地獄を作る分、天使や悪魔、鬼、閻魔大王など、様々な新しい種族を産み出さなければならなかったためです。
ヒカルは、自身の強い力を利用し、長い年月をかけてそれを完成させました。
努力と才能の結果です。
管理人には、ある程度の才能が必要とされるます。
ヒカルは、その才能が人よりずっと強かったのでしょう。