コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「君への嘘」
〈雑談〉
えぇ…。本当にごめんなさい
前の連載、放置してかいてますがほんっとにめちゃくちゃいいやつが思いついたんで先こっち書きます!
ちゃんと好きだからの方も書くんで許してね★
△Attention△
この作品は2つの結末があります
簡潔に言うとバットエンドとハッピーエンドです
最初の方はBAD HAPPY 両方ともストーリーは同じですが途中から分かれていきます。
バッドエンドは死パロなので地雷さんは(BAD END ver.)と書いていない方をお読みください。
たぶん(HAPPY END ver.)と書いてあると思います。
本編start –▶
「なぁ、弦くん
…。僕ら、別れよか」
「な..んで..?」
「もう僕、弦くんのこと
好きじゃなくなったみたいやねん。
”今までありがとう。”」
一方的に吐き捨てて僕はこの家から出ていった。
背後で弦くんが呼ぶ声が聞こえたけど、振り返らなかった。
振り返ったらもう進めなくなる、戻りたくなる。
だから。だから、
”振り返れなかった”
ごめんな。弦くん。
ほんとは弦くんと離れたくなんてない、弦くんのこともっと知りたい。
弦くんと一生を共にしたいくらい。他の奴と話してたら嫉妬するくらい、本当に好きで好きで仕方がないんや。
だからこんな嘘をついちゃったんやろな。
寒い中、待ち合わせの場所まで一人暗闇を歩く。
その面影とともに頬をには涙が伝っていた。
ほんと僕、弦くんのこと好きで好きで仕方がなかったんやろうな。
もっとちゃんと向き合いたかったな。
ー鳴海目線ー
「なぁ、弦くん。
僕ら別れよか。」
「な..んで…?」
なんとなく嫌な予感はしてた。だけどこんなこと言われるなんて微塵も思っていなかった。
驚きが隠せない、言葉が出てこない。その間にも宗四郎は淡々と話しを進める。
なんで、なんで。ボク、何かしたか。思い当たる節がない。
理解する前に宗四郎は出て行ってしまっていた。
なんで。なんで。なんで。なんで。なんでなんだよ。
明日で1年記念。”これ”を渡すつもりだったのに。
追いかけないと、追いかけないと。そう思っても足が動かない、動けない。
胸の奥も真っ黒に沈んで、呼吸の仕方すら忘れそうになる。
恋人に振られるって、こんなにも痛くて、こんなにも辛いんだな。
ボクは、宗四郎にとっての“運命の人”じゃなかったんだ。
ずっと一緒だと思ってたのは
――ボクだけだったんだな、。
気づけば声さえ出せず、ただその場で泣き崩れていた。