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テオside
初めて作った弁当に俺はよそよそしく何度もアプリを開いては決して開いては消してを繰り返していた。
昼過ぎでも連絡も無く……。
定時で帰ると言った彼は帰らなくて…。
頑張って作ったオムライスは冷え切っていた。
何度も電話を掛けたが留守電になる。
あぁ、俺が面倒になったんだ。
弁当とか、飯とか作らなきゃ良かったのかな………。
嬉しそうにしていた顔は嘘だったのかな…。
もう止めよう、寝て忘れよう。
寝室に1人布団に籠る、カラスバの匂いがして眠れない。
お気に入りのぬいぐるみを持ってリビングに不貞寝をする。
きっとアイツは帰らない。
ずっと片想いだったんだ。
そのまま眠りにつく。
カラスバside
「遅なったなあ、きっとアイツは寝てるよな……。」
家へ帰ればリビングで布団も掛けずに眠ってるテオをみると、泣き腫らしたのか目が腫れていて……。
カラスバ「ゴメン、ゴメンッ!ちゃぁんと帰る言うとったのに…。ごめん、ゴメンなぁ。」
優しく撫でるとテオは擦り寄ってきて……。
カラスバside
残業なんせんで帰って来るべきやった……!明日は全部キャンセルや。俺の妻がこない泣きながら待っとったねん。俺が守らな行かんやろッ!!