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そうだ、この人が僕に求めているものは強さだけ。
僕が第1部隊への移動を断ったのが全ての始まりだった。
一時期白熱していたゲームもクリアすればそれまでで、
新たな熱を求めてこの人の視線は動き続ける。
自由人で束縛とか嫌いそうやしな
でも僕けっこう重いんよ
嫉妬もするし束縛もすると思う
根本的に合ってないんよな
やからさ、捕まりたくないなら近寄ってこんといて
今もこんな時間にこんなところで2人きりになって
何されても文句言えへんぞ
保「勧誘の件は悪いと思ってます。せっかく第1部隊隊長さんが直々に誘ってくれたんに」
保「でも何回誘われてもこれだけは無理なんです」
鳴「ちがう、」
保「隊長さん、こんなところで遊んどる暇あるんですか?」
鳴「ほしな」
保「もうええでしょう。僕に構うだけ時間の無駄ですよ。」
鳴「保科」
保「…..手、離してください」
鳴「….なぁ」
鳴「なんで、 そんな顔するんだよ」
保「なんです?また顔をいじるんですか?」
保「ほんと飽きませんね。そんなに僕の顔嫌いなんですか」
保「すみませんねぇ生まれつきなものでして」
鳴「違う。顔じゃなくて表情だ」
保「…」
鳴「なぜそんな怯えた目でボクを見る」
鳴「何かしたか?」
鳴「保科」
違う。違います。
あなたは何も悪くない。
だからお願い。
離してください。
これ以上は本当に無理なんです。
あなたを傷つけたくありません。
あなたに、嫌われるのが怖いんです。
犬猿でいい。ほんの少し、あなたの姿を見れるだけでいい。
保「…僕、そろそろ消灯時間なんで失礼します」
鳴「は?」
((ドンッ
鳴「っ!」
保「(走」
鳴「、おい!おカッパ!!」
鳴「…..さっき仕事残ってるっつってたじゃねぇか」