小説
俺は、今一人で何もかも成し遂げようとしているが……そろそろ限界というものを感じてきた。
満州事変で生まれた満州国やその他の島国を養ったり、俺と協力してアジアの奴らだけで繁栄させようというものも掲げてはいるが……
もしかしたら、連合国に攻撃を受けてしまって、何もかも失ってしまうだろう……
俺は……一人で二つの事をしようとする事になる。それは……幾ら何でも無茶振りな事だ。
アジアの島国達等の占領を維持しつつ、連合国の攻撃を交わす……そうなれば、俺は間違いなく敗北する。
敵は、一人とかそう言った類いでは無い……複数いるが為に、俺はあまりにも困難な状況に陥ってしまうだろう……
一人の敵の相手をしている間に、もう一人の敵が俺の占領地を攻撃してくるかもしれない……一人でできなければ……どうする?
……俺は、なるべくアジアの島国達を戦争には巻き込ませたくは無い。巻き込んでいいのは俺だけでいい。
………もしも、あいつらが戦争に巻き込まれてしまえば、あいつらと共に手に入れた発展が全て水の泡になってしまうからだ……
だから、なるべく関わらせたくわないんだ……
そして……俺は同じ目標を持つ先輩と共に闘いたい……
それぞれ違う場所で闘ってもいつかは、お互い殺られてしまう……それじゃ……目標を果たせなくなる……
どうすれば……俺は敗北せずにいられる?
どうすれば……あいつらを守れる余裕を作れる……?
どうすれば……┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈……やはり、先輩に頼んでみるしか方法は無いのだろう。
先輩は、俺よりもそして……誰よりも優れた技術や強さがある頼もしい人だ。
先輩なら……俺の気持ちも分かってくれるだろう……
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そして、日帝は……その「先輩」というなのナチスの所に出向いた。
自分が先輩と一緒に戦えるように……
自分がアジアの島国達を守れるように……
コンコンコン(ドアをノック)
卐「……入れ。」
日帝「失礼します。先輩。」
卐「日帝じゃないか。」
卐「わざわざここまで来て、どうしたんだ?」
日帝「先輩、一つ頼みを聞いて欲しいんですけど……」
卐「頼み……とは一体何の?」
日帝「俺……先輩と共に戦いたいんです。」
日帝「そして……誰かを守れるような人間になりたいんです。」
日帝「だから、俺と協定を結んで……」
日帝「もしお互いが窮地に立たされた時に助け合えるようにしたら……」
日帝「きっと……いや、絶対に勝てると思うんです!!」
日帝「だから、お願いします(>人<;)」
卐「……ふっ」
卐「君の思いは……よぉく分かった。」
卐「勿論、協定を結ばせてくれ。」
卐「君のような、頼もしい人と共に戦えるんだ……」
卐「こちらからも、是非とも結ばせてくれ。」
日帝「……ありがとうございます😭」
やはり、俺の思った通りだ……
先輩は…頼もしい人だって言う事……
共に闘う同士である事……
だから、俺は決して先輩を見捨てたり裏切ったりするような酷い真似はしない。
先輩が……あのように仰ってしたのならば、それに応える。
俺は……「死ぬまで戦い続ける」覚悟があるから……
続く……
コメント
1件
やばい好きすぎる…