テラーノベル
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俺は先週、不運にもひき逃げに遭ってしまった。
幸い命に別条はなく、数日間の入院を経て、今日ようやく自宅に退院できた。
家で休んでいると、大学時代からの大親友が心配してさっそくお見舞いにやってきてくれた。
「おい、大丈夫か!? 全然病院にお見舞いに行けなくてごめんな」
「気にするなよ、来てくれて嬉しいさ」「ところでさ……犯人の顔とか、車のナンバーとか、何か覚えてないのか?」
「いや、後ろから突然はねられたからさ。すぐに意識を失っちゃって、車の色すら全く覚えてないんだよね」
「そっか……。まあ、命があっただけでも良かったよ。じゃあ俺はもう行くわ。今度はちゃんと手土産持って見舞いに来るからな!」
「おう、ありがとな」
親友を見送ったあと、俺はゾッとしてすぐに警察へ電話をかけた。
解説
親友は別れ際に「今度はちゃんと手土産持って見見舞いに来るからな」と言いました。
主人公はたった今「退院して自宅にいる」のに、なぜ「またお見舞いに来る」のでしょうか?
それは、親友がもう一度主人公を病院送りにする(あるいは殺す)つもりだからです。
つまり、ひき逃げの犯人はこの親友であり、主人公が自分のことを覚えているか確認しに来ていたのです。
コメント
3件
えっ、最後の解説でめっちゃ鳥肌立った……!!😳💦 「今度はちゃんと手土産持ってお見舞いに来る」って何気ない優しい言葉だと思ったら、まさか再び病院送りにするための宣告だったなんて……ゾッとする。 親友の顔で来ておいて、事故の記憶を探りに来てたってのが怖すぎる。主人公が電話したときの焦りが伝わってきて、続きが気になって仕方ない!😭🔥