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るん
かっこいいjpさんyaくんはいません。
なんでもいい方のみ。
話バラバラですすみませんт т
「じゃぱぱさーん!ご飯持ってきましたよ!」
のあさんと共に階段をあがってじゃぱぱの部屋をたずねる。
部屋はしーんと静まっていて、まるで誰も居ないようだった。
「ごめん、ドアの前に置いといてくれる?」
小さくじゃぱぱの声が聞こえる、のあさんが体調大丈夫かなと心配していたが聞かれていたのかじゃぱぱに大丈夫だと返されたので大人しく二人で階段を降りた。
「あ、2人ともありがとー!」
「どぬじゃん、稽古は終わったの?」
うん!と元気よく返事するどぬがじゃぱぱと少し重なる。
「…」
「ゆあんくん?」
のあさんに顔を覗かれる。
2人が心配そうな目でこちらを見てきた、俺は何とも言えなくなってどうにかこの場から離れる言い訳を考える。
「あ!あぁ!いや〜…えーと…
ごめん、俺用事思い出したから部屋先に戻る」
不思議そうな顔をした2人に見送られながら俺は部屋に戻った。
チクタクチクタク
のあさんとどぬに別れを告げ部屋に戻ったはいいものの、時計の音がやけにうるさく感じる。
俺は一体どうしたんだ、何がこんなに不安なんだ。
「あーもー!!」
答えが見つからない問に腹が立つ。
「じゃぱぱもなんだよ!明らかに元気ねぇし…とか思えば大丈夫とか言うしさあ」
明らかに大丈夫ではない返事だったが。
「ゲームしよ…」
こんな時はゲームに限るだろ!色々考えても仕方がない、一人でやるのもつまんないし誰か誘おっかな。
discord画面を開くと見覚えのあるアイコンから9周年記念の通知が来ていた。
「あ」
もうじゃぱぱと会って9年も経つんだ、もしかしてじゃぱぱも今日がその日って知ってたりするのかな?
無意識に手が動いてじゃぱぱとのdiscord画面を開く。
「…やっぱやめとこ」
体調が悪いようだし、かえって今連絡するのはじゃぱぱにとって迷惑だろう。
のあさん たっつん シヴァさん どぬ ヒロくん もふくん_
全員(じゃぱぱを除く)に聞いてみたけれど揃って用事があるとのこと、はあ?そんな事ってある?とか言って1人で虚しくするのもなー…
あいつなら、もしかしたら
ドアを軽く叩く
「じゃぱぱ〜?今って大丈夫?」
返事はない、やっぱりまだダメだったのだろうか。
「はーい!ゆあんくんどうしたの?」
…え
「え、ってせっかく出てきてやったのに失礼な」
体調は悪くなかったの?
「あ、あぁ体調?…うん、大人しく寝てたらよくなったよ、心配かけてごめん(笑」
「まあ、体調が良くなったなら良かったけどさ…」
[newpage]
嘘、全然良くない。
昨日も今日も、ずっとゴミ袋と睨めっこ。
トイレだとみんなと鉢合わせしちゃうしね。
みっともなくて仕方がない。ゆあんくん俺に何か用事でもあったのかな?って言ってもすぐ自分の部屋に戻っちゃったしそれはないか…
_数時間後
「ちょっと出かけに行ってくる」
「ゆあんくんが朝から出かけるなんて珍しい」
「貶してる?」
「貶してねーわ、行ってらっしゃい(笑」
うりから上着を貰って家を出る。
元々、出かけるのが好きって訳じゃないけど今回は特別。
あまり袖を通さない上着に腕を通して指輪なんてつけちゃったりする。
「何?オシャレ担当にジョブチェンジすんの?渡さねーよ?」
「しねぇわ!(笑」
「てかお前がオシャレ担当とか初耳なんだけど」
外に出てみると思ったより寒かった、厚めの上着で着てきて良かったな。
慣れないマップと見つめ合う。
「こっちであってたっけな」
よく言う俺もからぴちの中じゃ迷子になりやすい方だ、こんな時のあさんやたっつんの存在が大きく感じる。
ああ、誰かに頼りたい…頼れないんだけどね。
なんで俺こんな必死になってんだっけ。計画性もないし今なんてほぼ手ぶらだ。
まあ必死になるもないも矢先はあいつだろう。
暗い部屋で無理して笑う緑色の目。
スマホの画面に表示された店を見る。
「よし」
ここに来た理由は1つ、今日は俺とあいつのまぁ…出会って9周年みたいな。
日頃の感謝も込めて何か送ろうとか、そんな綺麗な理由じゃないけれど。
足を運びながら思い出す、じゃぱぱと初めて会った日の事。
初めて一緒にゲームした事。
多分、あの時からずっと俺は。
「長いなぁ…笑」
思わず笑ってしまった、よくもまあずっと仲が良かったもんだ。
…今もだけど!!!!
信号が青になる、朝だからか通勤の人が多かった。
「いらっしゃいませ」
普段は来ないような店だから緊張する。
並んでる指輪を見て少し心臓が跳ねた。
「…別に、深い意味じゃないし」
指輪…はもうあるしなぁ〜…
じっくりとどれがじゃぱぱに似合うか見定め、やっと決めた。
「これ、下さい」
指差したのはシンプルなシルバーネックレス。
じゃぱぱがつけても違和感のないようなアクセサリーだ。
ラッピングはプレゼント用でお願いして店から出る。
「渡せるかな」
浮き足で寒い手を擦りながら俺はシェアハウスへと帰った。
「ゆあんくん?おかえり〜どこ行ってたの?」
「ちょっとね」
家に帰るとなおきりさんが出迎えてくれた、どうやらココアをたれているようだ。そしてその隣に座っていたのが
「ゆあんくん」
じゃぱぱがココアを一口啜りながらこちらを見る。元気になったようで良かったがなにかパッとしないようなモヤモヤするような。
「…」
「ゆあんくんもココア飲みます?」
なおきりさんが先程たれた追加のココアを持ってきてくれた。
「あ、じゃあ…うん、貰おっかな」
じゃぱぱの隣に座るのも今はなんかむず痒くてなおきりさんの隣に腰をかけた。
「おいし」
「そりゃあ僕が作ったからね!」
ふふん、と高く鼻をならすなお兄に笑う。
「じゃぱぱさん!ココア美味しいですか?」
「うん、美味しいよ」
「良かったー!」
「う、うん!!」
冷たい手がココアで温まる、上着をソファにかけた。
「ゆあんくんオシャレな紙袋持ってどうしたの?」
なおきりさんがたずねる、指さしたのは先程買ったネックレスが入っている紙袋。
「あーっと…」
本人がいる前で言うのもなあ…
「……」
「ゆあんくんまさか彼女にプレゼントでも買ったんでしょ〜?(笑」
ませてんなー、とじゃぱぱが笑った。
思わず手に持ったコップを掴む力が強まる。
「え、ゆあんくん彼女さんにプレゼントするの!?」
「えっ、その」
「ラブラブじゃん、何かの記念日とか?」
―jp―
本当は認めたくない、けどこうやって取り繕わないと俺が耐えられなかった。
無意識に、俺はゆあんくんの1番なんだって思っていた。
何をやるにしても一生懸命俺の後ろについて名前を呼んでくれるゆあんくんが、俺の全く知らない人と付き合ってるなんて。
…なんだ、もう付き合ってたのかよ。一丁前におしゃれしてプレゼントなんか買ってきちゃってさ。
「…」
真っ赤な目が泳ぐ。綺麗な黒髪が揺れる。
いつか来るとは思っていたし、自分でも彼女作んないのかなって思っていた時はあった。
でも、どこか、必ず最後には自分の元へ戻ってきてくれるって確信していたんだ。
コメント
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オオオオオオオイイイインンン(雄叫び失敬) すれ違っちゃってる……すれ違っちゃってますよ……😭😭😭 ウーン最高に美味しいです👍🏻👍🏻 じゃなくて…なんですかこの心にくるやつは😡‼️‼️‼️‼️ 尊い描写ってハッキリしてるのはあんまないけど尊いですヒーーー😭