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楠木side
今日は嫌なことがあった。
お気に入りのシャツを返り血で汚してしまった…。
俺は汚れるのが嫌いだ、泥とか水も一緒で濡れたくない汚れたくない。
だからこそ今回の相手には半分本気で相手にしてやった。
楠木(あーあ、血とか最悪。どうやって落とすんだよ…。)
俺は気分下がりまくりで帰路に着いた。
棪堂「お!楠木じゃーん!」
楠木『…チッ、テメェかよ…。』
棪堂「舌打ちとかひでぇなぁ〜、俺はこんだけ楠木の事好きなのに〜?」
棪堂は俺の腰に手を回して言い寄ってくる。
楠木『男に興味ねぇ、それに俺は縛られたくねぇし女共々興味無い。』
棪堂「あらあら、振られた??でも大丈夫だってぇ、楠木が好きな酒用意したからよぉ。」
目の前に置かれたボトルは確かに俺の好きな酒だった。
楠木『……何を考えてる?』
棪堂「考えてねぇよ!!俺は皐月に楽しく飲んで欲しいんだ、そこに俺も…な?」
楠木『つまりは棪堂に振られたんだな。』
棪堂「突くなよ…俺これでもショック受けてんだからさぁ…、なぁ慰めてくれよ。」
軽く酒を飲めば頭はパヤパヤして……
気付けば…、棪堂に組み引かれて……。
楠木『いい加減にしろ、お前がここまでやるな、引け。』
棪堂「お前は焚石みたいに理想な男だよ……、でも、風鈴を守るのが気に食わない…、だから、分かるだろ?」
棪堂はそう言いながら俺の腹に手をやって優しく撫でる。
楠木
『…ッふざけんなッ!!誰が男とやるかよッ!!夢なら夢で過ごせよッ!!』
棪堂「ゴメンなぁ、夢じゃねぇの。俺は楠木としたいの、なぁ良いだろ?」
楠木『ぜってぇやだね!オレはおれで居たい!』
初日
棪堂から酒を飲まされて
アルコールが溜まったんだろう。
したくてしたくて堪らない。
楠木『…ッ。』
棪堂「何何?我慢してんの?よくねぇよぉ?」
知ってるッ!!でも俺はお前にだけは抱かれたくないッ!!
俺には想い人である梅宮が居るから…。
でも梅には想い人が居て……。
だからこそ諦める…。