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高専から少し離れ都内の方を歩いていた

恵)寒くないですか?寒いなら自販機でココア買いますよ?

霖)大丈夫だよ笑恵くんは寒くない?私が飲み物奢るよ

恵)自分は大丈夫ですよ笑ックシュッ

霖)やっぱり寒いんじゃないの笑おいで、コーヒーでいい?

恵)す、すみません…

霖)いいのよ笑

自販機で暖かいコーヒーを買う

霖)あ、あと…はい、この御札持ってな?凄い暖かくなるから

恵)こ、この御札は?

霖)その御札はね人が触れているあいだ暖かくなる御札なんだ、ちょっと特殊だから作るの大変だけど必要だからね

恵)特殊!?

霖)えぇ、特殊って言っても紙の部分だけですから笑

霖)心配しないで下さい笑

コーヒーと札を渡すと恵は「ありがとうございます」と言った

霖)いいのよ笑それより、お散歩、行きましょ?

恵)!!はい!

こうしてまたお散歩を再開する





少し歩いた時、とても綺麗な夜景を目の当たりにした

霖)すごい綺麗…恵くん、もしかしてここに連れて来てくれたの?

恵)は、はい…その、すごく綺麗なので…連れて来たかったのです///

恵くんは顔を少し赤らめて視線を逸らした

霖)??恵くん?どうしたの?

恵)あ、えと…その…///

霖)!!も、もしかして…熱出しちゃった!?

恵)え?

霖)か、顔が赤いよ!冷え切っちゃった!?嘘、ごめんね言ってくれたら高専に帰るのに…

恵)ち、違うんです!

恵くんが少し大きな声で違うと否定した

霖)えっと…それじゃどうしたの?

恵)……そ、その…えっと…///は、初めて会った時に…その、一目惚れをして///ご、五条先生達と一緒にいる時嫉妬しちゃって…その、狗巻先輩が告白する時に…俺もしたいなって思っていたんですけど…き、緊張して出来なくて…

霖)……恵くん?

恵)…ず、ずっと好きでした!えっと…ご、五条先生達と付き合ってますが…よろしければ俺と付き合ってください

霖)…はい!?

恵)い、嫌なのは分かります!ですけど好きだって言うのだけは伝えたくて

霖)お、落ち着いて落ち着いて!

恵)え?

霖)正直言っちゃったらもうあの人たちと付き合ってたら恵くんが増えても負担にはならないの

霖)まぁでもね…流石にちゃんとあの人達と話をしなきゃ怒られそうだから…明後日!明後日おいで!明日は悟さんが帰ってくるけど忙しそうだから明後日!ね!

恵)い、いいんですか?

霖)正直恵くんがいてくれるとすごい助かるんだ!恵くんは色んなことに気づいてくれるし、色んなこと手伝ってくれるからすごい嬉しいんだ!

霖)それに、悟さんが変なことしたら直ぐに怒ってくれて嬉しいんだ、私上手に怒れないからさ、恵くんがズバッと言ってくれて助かるんだ、恵くん、こんな私でもいいの?

恵)!!ぎゃ、逆ですよ!俺の方がいいんですかって言いたい位です!

恵くんは顔を真っ赤にして真剣な眼差しで見つめてくれる

霖)…ありがとう、ごめんね…恵くん、あの人たちが居て素直になれない部分があると思うけど安心して、ちゃんと貴方が安心出来る場所を私が作るから!

恵)!!

霖)ほら、もう顔真っ赤にして…寒いんでしょ?ずっと外にいたら冷えちゃうよ、御札があっても寒いものは寒いから

恵)は、はい!

霖)ほら、手繋いで帰ろ?冷たいでしょ?

恵)!!はい!

恵くんの手を触ると凄く冷たくてずっと寒いのを我慢していたのがよくわかる…可哀想なことしちゃったな…

冷たい冷たい手を温めるように優しく手を握る

そのまま2人揃って高専に向かう




高専到着

霖)すっかり冷えちゃったね…恵くん、部屋に着いたらちゃんと温まるんだよ?

恵)はい!それではまた明後日あの3人を納得させるほどの話を持っていきます!

霖)好きになった所とかベラベラ喋らないでね?頼むよ?やめてよ?

恵)もちろんです!

そして恵くんの部屋で別れて私はそのまま2人が寝ている部屋へ向かう


部屋到着

霖)ガチャ…(流石に寝てるよな…静かに行かないと…)

静かに部屋の中へ行く…

傑)んぅ……りん…

霖)…帰って来ましたよ、ちゃんと寝て下さいね

優しく2人の頭を撫でると嬉しそうな顔をしている

霖)さっ!私も寝よ






傑)りん〜、ご飯できたよ〜起きて〜

霖)ん、ぅ…すぐりゅ…?

傑)おはよ、あと、伏黒くんの上着、どうしようか

霖)…めぐみくんの…うわぎ……?

霖)…(思い出し中)あぁ!昨日外出た時にたまたま会ってね笑そのままお散歩してる時に借りたんだ笑

傑)へぇ〜?伏黒くんからのラブレターあるけど読む?

霖)あるの!?なんで!?って、なんでじゃないか、昨日告白されたんだった…

傑)え?そうなの?

霖)あっ…

傑)……伏黒くんも隅に置けないねぇ…OKするの?

霖)明日恵くんが3人の前でもう1回告白して…あとなんかちょっと話すらしいですよ?

傑)霖…そうなると大変じゃない?まぁ、既に私達と付き合ってるから大変云々ないと思うけど…

霖)私は大変じゃないですよ笑逆に皆さんの方が心配です

傑)え?

霖)だって、誰か1人に愛情を注ぎすぎて寂しい思いをさせないか心配で…

すると傑は笑って「霖、君はちゃんと僕達にキチンと愛情を注いでくれてるよ、だから安心して」

私はその一言ですごい癒された…ううん支えられた何故かって?それは私が偏った愛情を他人がみても分かるような与え方をしていない…という安心感が来たのだ、悟さん達が「君ならちゃんと出来る」「偏った愛情を与えないって信じてるから好きになった人を沢山愛してあげて」と言われた、私はそれを胸にちゃんと色んな人を平等に愛する

私は……愛された事がないから…だから、寂しい思いをさせないように愛する…私のことを好きになってくれた人は全員愛する…

霖)…ありがとう、私頑張るよ!もし、恵くんもいいよって言われたら皆の事ちゃんと愛するよ!だって…大好きだもん!

そう言うと傑さんは抱き着いた

霖)す、傑さん?

傑)私達も大好きだよ、だって…君が愛してくれるんだから

その言葉で私は愛していてよかったと思った…好きになってよかったと心の底から思った

霖)…大っ好き!私も愛してるよ

良かった…愛して、良かった好きになって…良かった、みんなのこと幸せにできて

なんで私が特級入りして好かれなきゃいけないんすか!

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