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3 - 親友

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2023年09月18日

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『親友』













赤『あの…黄くん…』

黄『はい?どうしたんですか?そんなに改まって…』


赤『俺たちね…結婚する///』


黄『えぇぇぇぇぇ!?』

黄『なんで言ってくれなかったんですかこの桃髪!』


桃『いや俺!?』






親友同士が結婚して、












桃『もしもし?黄?』

黄『なんですか。今仕事行くんですけど。』

桃『俺たち子供できた。』

黄『は!?』

桃『だから今赤が行くよ。』




なんなら子供までできちゃって。














親友が幸せに生きているから、



黄『黙ってください。』

桃『いやなんで?』

黄『…ふふっ(笑)』




僕も笑顔になれた。




































けど、気づいた頃には、


僕の知っている親友はいなくなった。















黄『……赤。来ましたよ。』

赤『あ、黄ちゃん、来てくれたんだ。』

黄『にしても可愛いですね。』

赤『そうなの…でも誰との子なのかがわかんなくてさぁ?』

赤『俺としては結構深刻…』

黄『っ、……』
























医『赤さんは…事故で記憶喪失になりました。』

黄『は、?』

医『でもっ、…生きてるだけで奇跡なんです。運ばれてきた時、本当は脳死の状態でした。ですが…旦那さんが…臓器提供をしてくださって。』

黄『もも…くんがですか。』

医『……はい。』

黄『………』

医『お子さんはすごく健康です。』

『赤さんには…このことを伝えないほうがいいかと思います。出産後は心身共に負担が掛かります。そっとしておいてあげてください。』

























まさか…赤が桃くんのこと忘れるなんて思ってないじゃん。















































『親友』








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