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月城 蓮桜音
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水羽
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黒木夫人に田貫坂女史からメールがあった。「トリマーハウスの近所に綺麗なイスラム風寺院を見つけました。今度行きませんか?」
夫人はタヌキさんからいきさつを聞いた。内心(どこでもお悩み相談があるのね…)と思った。そして二人は今寺院の花村女史と会い院内を案内されている。「割合小さなお部屋が有るので、皆さんの個別相談にのったりしています。絨毯は全部中近東から持ってきたものです。」素晴らしいペルシャ絨毯を指して女史は言った。「外国から来た女性は、さぞ色んな問題があるんでしょうね?」黒木夫人は何気に聞いたが、花村女史は「そうなんです!この間も御老人夫婦の所にヘルパーに行っていた女性が、そこのお婆ちゃんが死んだら、ご主人がとんでもない無い埋葬をやっていると言うんですよ!」合祀の割賦と言う話しを聞き、黒木夫人とタヌキさんはピンときた。「自分の国では御骨を分割で僧侶が持っていく事は信じられない。頭がオカシイのか?ダライ・ラマに訴えてやると凄い勢いで…」幻覚寺の事に決まって居るので、二人は早々に引き上げた。
コメント
1件
第49話、読み終えました!イスラム風寺院の美しいペルシャ絨毯の描写に、一瞬で異国情緒が広がって素敵でした。そこから一転、ヘルパー女性の話で「合祀の割賦」に繋がる展開がゾクッとしましたね。お寺がらみの不穏な空気、2人が即座にピンと来て撤収するところが淡々としていて、むしろ怖さが際立ちました。次の展開が気になります!