ねぇレインくん。
どうしてそんなに変わっちゃったの?最初の頃は大切にするって言ってくれたのに。いつからこうなっちゃったんだっけ…?気付いた時にはもう歪んでたよ。
「…………」
隣で心地よさそうに寝ているレインを見つめるマッシュ。レインは、離さないと言っているかのようにマッシュの手を握っていた。握る手から伝わる体温が暖かいようで、ほんのり冷たかった。
「…マッシュ」
寝起きで少しかすれた声で恋人の名を呼ぶ。マッシュと目が合うと嬉しそうに瞬きをして、握っていた手にキスをする。
「おはようございます。レインくん」
「おはよう」
レインは機能が追いつかない身体を起こし、マッシュの髪の毛をさらりと撫でた。毎日のルーティンだがこの感覚にまだ慣れていない。レインはゆっくりと立ち上がり、身支度を整え始めた。
身支度を済ませ、マッシュに「行ってくる」と伝える。
「今日は少し遅くなる」
「分かりました。気を付けてください」
レインは最後に優しいキスをして部屋を後にした。ドアが閉まるとすぐさまベッドへ掛けて行くマッシュ。
「ごめんなさい。レインくん」
右足の足枷を破壊しようと力を入れる。だが、足枷はビクともしなかった。
「え…?」
足枷にまで魔法を使っているとは気付かないマッシュは何度も壊そうとするが、相変わらず少しも変形はしない。段々と手が痛くなり遂には爪が割れていく。恐怖で目に涙が溜まる。マッシュにとっては、こんな生活はもう苦しかった。毎日気を失うまで抱き潰され、外に出ることは許されず体内にはGPSを埋め込まれていた。溢れる恐怖でマッシュは身体が震え始める。
「に、逃げなきゃいけないのに、っ」
上手く力が入らない手にもう一度力を入れ、足枷を外そうとするが、ガチャガチャと音を立てる足枷はマッシュの足を離さない。
すると、扉を開ける音が聞こえた。扉に目をやるとそこに居たのはレインだった。
「こんな事だろうと思って扉の前で聞いていたがお前が逃げたいとはな…」
はぁ、レインはとため息をつく。
「ご、ごめんなさ」
突然、マッシュの身体を快感が襲う。ふと視界に入ったレインの手にはローターのリモコンが握られていた。そこでマッシュは思い出した。自分の”内部”にはソレが常に仕込まれていると。次第に大きくなる快感に力が入らない。
「マッシュ、お前は俺のものだと何回言ったら分かってくれるんだ?毎日身体に叩き込んでいるはずだろう」
そう言い、リモコンをカチリといじる。マッシュの内部で強くなる快感。
「あ”ぅ…ひっ//レインく、ごめ、なさ」
弱々しくなっているマッシュをひょいと持ち上げ姫抱きをする。内部で動き続けるローターの音とマッシュの声だけが部屋中に響き渡る。マッシュの髪にキスをし、ベッドへと降ろす。
「や、やら、!もぉやだぁ……」
必死に首を横に振りレインの襟を掴み抵抗するマッシュの手をネクタイで縛り、備え付けの手すりに括る。
「へ、、?こ、これなに…」
「何度言っても分かってくれないだろう?だから今から俺無しで生きては行けない身体にしてやる」
鋭い目つきをしたレインを見たマッシュは自分に怒りを覚えていることに気付き、息を呑んだ。
「あぁぁ…//んぅ、!//」
ローターを動かし続けたまま服を脱がせ、”使用済み”の乳首を甘噛みした。するとマッシュの身体はびくりと大きく跳ねる。片方の手でぐりっと強く乳首をいじるとマッシュはしたない声を出す。
「んんん!!//やらぁそれやらぁ、、」
「かわいいなぁマッシュ」
マッシュの髪をさらりと撫で、首に小さな薔薇を咲かせる。手馴れた手つきでマッシュのズボンを下げてレインは自分のモノを一気に挿れる。ごちゅんと音を立て、奥にたどり着く。
「かひゅっ…ひぅ、//レインく、も、やだ動いてるの取って、やら」
ローターを取り出さずにレインのモノがマッシュの内部に入り、突かれる度にローターが奥まで当たる。頭がビリビリと痛くなり目頭からは涙が零れる。
「そこ、だめ入っちゃや、あっんん//」
自由に手を動かすことが出来ず、快感に耐えることしか出来ないマッシュ。
「俺が許可するまで我慢していろ。我慢できなかった場合、今日から毎日ソレを常に動かしたままにするぞ」
「ごめんなさ、ゆるして、ごめんなさい、」
こんなにも強い快感を我慢などできたものでは無い。だが、これ以上酷くならないためにも我慢しなければならなかった。
「あぁそうだな。マッシュ。言う事を聞けて偉いなぁ」
そう優しく囁くと更に強く奥を刺激する。ごりごりと絶えず音を鳴らす。
「ね、もういっちゃ、あ//んぐっ…//」
「お前なら我慢できるだろう」
我慢してみろと言っているように奥をとんとんと優しく突く。
「ごめんなさ、もっ、むり、んん//」
腰を反らせ足を震わせながら達するマッシュ。それを見たレインは悪魔のように微笑み
「我慢できなかったお前にはお仕置が必要そうだな」
そう言い唇を舐めた。
レインには時計が動く音といやらしい水音、そしてマッシュの喘ぎ声が聞こえる。
カチコチと鳴る時計はいつまで経っても鳴るのを辞めなかった。
コメント
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おねがい、次も出して!つづき!!
最っ高じゃないですか、… こんな神作品みたら目がおかしくなってしまいますよ!! 主様上手すぎて尊敬です、… 🥹 無理せずに頑張ってください!! 応援してます!! 次回作も楽しみです、… 💕
愛重い系ほんっと最高すぎます . . そんで相変わらず書き方が天才的すぎて . . 😭💓 いつか私も主さんくらい書くの上手になれたら書くのもっと楽しくなるだろうなって陰ながら思ってます笑 あとFF様500人突破おめでとうございます!!9作品で500人 . . 流石すぎます😿💕