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モブ視点が中心的です
好きだった
可愛くもない私を優しく話しかけてくれた貴方が
私を救ってくれた
貴方が
好きだった
晴明『〜〜〜恵比寿先生』
恵比寿『〜〜〜〜』
けど、貴方が笑う時いつも隣いるのはあの人何ですね
ねぇ、先生
私本気で好きでなちゃったドロドロした感情が生まれちゃった
どうしたらいいですか
先生と生徒それだけの関係なのに
何も無い私なのに
先生が好きでたまらない
好きになったらダメだのに、
モブ『ここが分からなくって、』
恵比寿『ここはね、』
少しお話出来た
少し嬉しかった
話すだけで好きだと分かるほど甘くて熱い恋なのに叶わない
晴明『〜〜〜〜』
また笑ってる
貴方が好きなのなは私なのに
叶わない
いつになっても救われないな
最近モブさんが恵比寿先生によく話しかけている
いやいや恵比寿先生は誰のものでもないからそんなことは当たり前なのにだけど
なんだモヤモヤする
いやいや生徒に嫉妬?そんな事許されないだって僕は叶わないのだから
恵比寿先生はモブさんの事が好きなんだ
恵比寿『ちょっとこの後良い?』
晴明『あっ、はい!』
なんだろうなんかしちゃったかな
恵比寿『僕、安倍先生の事好き』
晴明『か、勘違いとかは』
恵比寿『はっ?』
晴明『いやいや、その、あの恵比寿先生ってモブさんのことが好きなのでは』
恵比寿『好きじゃないし、それより僕は晴明の方が好き』
晴明『し、信じられません!』
恵比寿『あっそ、だったらこれで信じられる?』
そう恵比寿はいい晴明の唇を奪う
晴明『え、は///……?』
恥ずかしさのあまり晴明は混乱を起こした
恵比寿『それでどうなの?』
晴明『よ、よろしく、お願いしましゅ……』
緊張のあまり少し噛んでしまった
恵比寿『これからよろしくね、晴明』
晴明『はい!』
ただ嬉しかった
あぁこんな時に忘れ物とかついてなかった
ほんと
先生と安倍先生の告白シーンとか
見たくなかった
そして私の恋は終わった
こんな形で終わるとは思ってなかった
あれ……?
分かってたのに、叶わないって分かってたのに
何で?私、何で泣いてるの……?
モブ『グッグスン』
私は声も殺して泣いた
泣いて泣いて涙がかれるまで泣いた
あぁ、さよなら
私
さよなら
負けヒロイン
[完]