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・夢主名前無(○○表記)
・『Valkyrie』の世界観優先
・解釈不一致有
・みか2年生、宗3年生、現Valkyrie(旧❌)
・夢主→キャラ : ○○くん呼び
・キャラ→夢主 : 原作通り(1部捏造有)
・エセ関西弁注意
ぜひ読んでいってください♪
♡、💬お待ちしておりますo̴̶̷ ̫ o̴̶̷̥᷅
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私は○○、17歳!
訳あって今日から夢ノ咲学院のプロデューサー科という所に転入することになりました!
どんな子たちをプロデュースするのか今からとっても楽しみです♪
職員室に着き、先生から「ここのレッスン室に行け」と指示された。
もう私がプロデュースするアイドルに会えるらしい。
「初めまして、今日からプロデューサーとしてご一緒させていただく○○です。」
練習室の扉を開け、自己紹介をする。
「ノン!何をやっているのかね」
「んぁ〜、ごめんな?お師さん」
私の自己紹介など耳にも入っていないかのように彼らはずっと口論のような会話を繰り広げている。
職員室で先生にされた説明によると、
『お師さん』と呼ばれている長身で短髪のピンク髪の男は私のプロデュースするユニット「Valkyrie」のリーダー・斎宮宗。
その隣にいる細身で緑がかった黒髪に琥珀と瑠璃の瞳をもった男は同じく「Valkyrie」のメンバー・影片みか。
噂によるとこのような会話は日常風景らしい。
「おかしなユニットに来ちゃったな、」
そんな感想しか出てこない。
「遅いのだよ小娘、待ちくたびれたのだよ」
「んぁ、よろしくなプロデューサー!」
明るくかわいらしい笑顔に迎えられて嬉しい反面、 『小娘』などと変な呼ばれ方をした挙句注意を受け、言葉にできないモヤモヤが生まれた。
一通りValkyrieの活動内容を斎宮くんから教えてもらった後、私はValkyrieのレッスンを見学させてもらった。
「影片、そこのパートの指先が13°下すぎる。気をつけたまえ」
「んあ、ごめんなお師さん」
Valkyrieの舞台は他のユニットよりも完成度がずば抜けて高い。転校する前から噂程度には聞いていた。
『目を奪われ、時間を忘れるほど美しい舞台だ』と。
繊細で美しい舞台を作り上げるにはこのくらいの練習は普通なのかもしれない。
斎宮くんの秀美な腕に操られるように影片くんの華奢な体が揺れ動く。
「綺麗……」
レッスンにしてはあまりにも輝きすぎていて、私は思わず声が漏れた。
レッスンでもValkyrieは本番通りに照明を動かす。
これがかつて『夢ノ咲の帝王』と呼ばれた、いや、芸術家・斎宮宗の芸術作品だ。
「僕たちの芸術はどうだったかね」
彼は自分の舞台を『芸術』と呼ぶ。
彼らの中では「楽曲を披露する」ではなく『芸術に命を捧げている』のだ。
「とても素晴らしかったです」
私は彼らの芸術の歯車となった。