テラーノベル
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赤 × 橙
放課後の空は、
少しだけオレンジ色に染まっていた。
駅前で待っていたのは、
緊張で落ち着かない様子の
「🍗」だった。
今日は、ずっと前から決めていた日。
🍗は深呼吸をして、
改札から出てくる「🍫」を見つける。
「ごめん、待った?」
「いや、全然!」
本当は三十分も前から来ていたけれど、
そんなことは言えなかった。
二人が向かったのは、街で有名な遊園地。
休日ということもあって、
園内はたくさんの笑い声で溢れていた。
最初はジェットコースター。
🍫は怖がるかと思ったのに、
誰よりも楽しそうに叫んでいて、
🍗は思わず笑ってしまう。
「🍗裙、顔真っ青だったよ?」
「いや、あれは風が強かっただけ!」
「絶対ウソ〜!」
そんな何気ない会話が、
🍗にはたまらなく幸せだった。
夕方になるころには、
空に観覧車のライトが
灯り始めていた。
「最後、観覧車乗ろうよ」
🍫がそう言って微笑む。
🍗の心臓は、一気に速くなった。
観覧車がゆっくり上がっていく。
窓の外には、キラキラ光る街の景色。
でも🍗は、景色なんて
ほとんど見えていなかった。
隣にいる🍫のことばかり考えていた。
沈黙が流れる。
——今しかない。
🍗はぎゅっと拳を握った。
「……あのさ、🍫さん」
「ん?」
「ずっと前から好きでした」
🍫の目が少しだけ見開かれる。
🍗は震える声のまま続けた。
「🍫さんといると、
すごく楽しくて……
今日もずっと、
帰りたくないって
思ってたんだよね、」
観覧車はちょうど頂上へ着く。
「もしよかったら……俺と
付き合ってください」
数秒の沈黙。
その時間が、🍗には
永遠みたいに長く感じた。
すると🍫は、小さく笑った。
「……私も、🍗裙のこと
好きだよ、笑」
「え?」
「だから、よろしくね」
その瞬間、🍗の顔が一気に赤くなる。
「マジで……?」
「マジっす笑笑」
二人は顔を見合わせて笑った。
観覧車の外では、
夜空に花火が咲き始める。
色とりどりの光が、
二人の未来を
祝福しているみたいだった。
その日から、🍗にとって遊園地は、
“世界で一番特別な場所”
になった。
リクエスト待ってます 🥰
コメント
1件
じゃぱのあでカップルだけど疎遠になってしまうみたいな物語みたいです