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私達の通う高校には
“一億年に一人の美女”
と言われる程の全てにおいて
完璧ながいるらしい 。
その人は、月みたいに輝く大きな瞳に
夜空のように儚く透き通る長い髪を持ってるの 。
容姿だけじゃなくてね 、
勉強も 運動も
学年どころか学校の中で
TOPと呼ばれるくらいの成績らしい 。
ただ 、 そんな完璧な人でも 、
苦手なことはあるらしい 。
彼女は 、 人と関わることが苦手みたい 。
なんでだろう。絶対あんな美少女だったら
気の合う人どころか男もわんさかよってくると思うんだけど 。
オーラがスゴすぎて近寄れないとか ?
はぁ 、 私もいつかあの人みたいに
ちやほやされたいな ー 。
ま 、 私みたいな凡人には無理か ー 。
私は 、 “白鷺学園”という高校に通う
至ってフツーな学生。
名前は”那宮 雫”っていう。
「 はー 、 もーほんっと学校って退屈 ! 」
*「 誰か代わりに授業受けて欲しいくらい !* 」
私の席は窓の隣。
だからよく窓から見える景色や
人間観察をしてる。
「 あれ ? こんな時間に運動倉庫に誰かいる … ? 」
「 サボりかな ? 」
「よーく見てみれば ! 」
「 あの人ってまさか”一億年に一度の美女”の ! 」
” 白月先輩じゃない !? “