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さくらもち
84
#🌈🕒
ぺぽ゜
12
2,901
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『小柳く〜ん?愛しのるべちが帰りましたよ〜!』
👻「相変わらずうるせぇなお前ってやつは……おかえり」
うるせぇなんていいながら律儀におかえりと言ってくれる小柳くん。これもきっと、ツンデレで照れ屋な彼なりの愛情表現なんだなと勝手に解釈してまた小柳くんへの想いが膨らんでいく。
『ただいまです。小柳くんはなにしてたんです?』
👻「暗殺業の依頼整理とゲーム」
『暗殺業も大変なんですね〜俺も鑑定の依頼整理するので分かりますよ』
👻「暗殺と鑑定じゃ似ても似つかないだろ」
『それもそうですね 笑』
『あ、そういえば小柳くんに聞きたいことがあるんですけど』
👻 「なんだよ急にかしこまって」
『ウェンとカゲツって両片思いだと思いません?』
👻 「は?」
『いいから答えてくださいよ』
👻 「まぁ、確かに両片思いなんじゃねぇの?カゲツもウェンもお互いのことよく目で追ってるし、お互いの話してる時楽しそうだし」
『やっぱりそうですよね〜』
👻 「それがどうかしたのか?」
『いや、特に何も?』
「…そうかよ虚言癖」
『るべち泣いちゃう!』
俺のことを1番知ってて嘘ついてるかどうかなんて簡単に分かるはず。……だと言うのに俺が嘘ついても変に首を突っ込まず一線を引いて対応してくれる。 きっとこれもまた彼なりの愛情表現だ。
『小柳くん』
👻「なんだよ星導」
『一旦こっち向いてください』
👻「ん……」
ちゅっ
👻 「っ?!い、いきなりなにすんだよ!!!」
『キスですけど?……てか、いい加減なれてくださいよ〜キス以上のことだって、今までたくさんしてきたでしょう?』
👻「そういうことじゃねぇんだよ……っ!!!」照
そう言って小柳くんは怒りながら自室へと戻って行ってしまった。俺はその背中を大人しく見送りながら、あまりの愛しさに、思わず笑みがこぼれる。
『ふふw』
やっぱり俺は小柳くんのことがどうしようもないほど好きらしい。
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俺はマナが好きだ。
それはもう……ずっと、前から……
星導と小柳にはマナのことが好きだとは伝えているが、いつから好きかは伝えていない。……いや、別に全然バレてる可能性とか、あるけど……
それは、初めて会った時に一目惚れをしたんだ。男にしては少し小さい身長、小顔で、色白で透き通った肌。それなのに、話してみると爽やかな見た目からは想像もつかないようなごりごりの関西弁で、可愛らしい笑顔で自分で考えたネタを披露してくれて、俺の歌を聞けばここが良かったと事細かに感想を伝えてくれる。
そして、何よりもオレの中で大きかったのが西でメカニックをしている俺のことを不審な目で見てこないことだった。マナは決まって俺が作ったメカのことを少年のように目を輝かせながら俺の話を聞いてくれる。
その行動、表情、言葉、全てがいつの間にか好きになっていた。でも……マナからしたら俺はただの親友であり、相方。それ以上でもそれ以下でもない。
きっと、それ以上にもなれないのだろう。……でも、それでも諦められない。本当に恋って面倒くさいものだ
……でも、嫌いじゃない。
この葛藤も全部この先に待ってるどんな未来かも分からない、未来のためになっているのならば────
『さてっ!マナにまた褒めてもらうために新しいメカ作るかな!』
──俺は恋が好きで大好きでたまらない。
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