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それははるか昔の事だった。
俺の両親は研究家で家には両親が作ったロボットが居た。
俺も研究家に憧れていた、夢は両親を超える世界で1番有名の研究家。
15の時に両親を亡くした。研究中の火災で家も家族も無くなった。
その日は雪が降っていて家が無い俺は酷く震えていた。とりあえず泊めてくれる所を探したがどこも泊めてくれなかった。
雪が積もり始めて震えが止まらなくなった。
裸足で逃げた俺は靴が無く足の裏は傷だらけになったが寒く痛みが無かった。
雪があまり当たらない所を探して森の中に来た。奥を歩き続けるととても大きいお城があった、外は落ち葉や木だらけ、街から見たらお城は見えない。
少し古く汚い、恐る恐るドアをノックするとドアが開いた、誰か開けてくれたのかと思ったが誰も居ない。俺は声も震えながら「誰か居ませんか…?」と声を出した。
誰かに肩を叩かれて振り返ると主のような人が居た。俺はびっくりしたが震えが酷くなり動けなかった。次目をつぶるとベッドに横になっていた。
「ここは?」
と声を出すとまた主のような人が居た。
「よく来たね、いきなり倒れるからびっくりしたよ」と話しかけてきた。
俺はこれまでの事情を話した、「貴方の名前は?」と俺は話しかけた、主のような人は微笑んでこう言った「名などないよ。」どういうことか主のような人は名前が無かった。
また話しかけようとしたが主のような人は微笑んでどこかに消えていった。俺は驚いたが下を見ると手紙があった。
あの方はどうやら親が居ないようだ、産んで直ぐに両親をなくしたらしく名前も分からなかった。9の時に事故にあい、記憶もなくなった、覚えているのは両親が居ないことだけ、手術などで人生がめちゃくちゃになり病院を抜け出した、そしてこのお城で孤独死をした。
あの方が病院を抜け出しても誰も追いかけてきてはくれなかったようだ、どこか寂しかったのだろう。
現在は俺も1人でどこか寂しいような気がした。あの方からお城を貰いお城を探索すると研究室があった、ネジなどまだ使える物が多いい、そこで俺は13の時両親から貰ったロボットの作り方を思い出して作った。俺の両親は女性のロボットメイドしか作って居らず俺も女性メイドの作り方しか分からなかった。何度も失敗したそして「これで最後にしよう、」と思い最後を作ると成功したと思ったら失敗した。呆れて部屋を出ようとすると失敗したロボットが動き始めた、俺はびっくりしたが服を着させてあげた。嬉しさのあまり喜んで居たがロボットが作り方の紙を見てこう言った
「すみません、失敗作で…私は男性です。」