13時まで暇なんで小説書きまくります。いぇーい。(?)
「 恋 を して 、愛 を 注いで 、 」
もとぱ
若井side
ありがとうございます、とお礼を言う後輩くんに、どういたしまして、と笑いながら図書室へ向かう。
ぶつかったのは1階の別校舎、クラス数が多いから図書室までの道のりが本当に長い。
「 重いですよね、 まだ持ちますよ。 笑 」
「 えぇ …ッ 、わ、悪いですよ … 」
「 いいんです ッ 、笑 貸してくださいな ~ 笑 」
「 … お言葉に甘えて … 」
重そうに腕をぷるぷるさせながら本を持ってたので、まだ持つことにした。
めちゃくちゃ重そうにしてたんだから、そりゃね。
お言葉に甘えて…と本を差し出してきて、自分がさっきまで持っていた本の上に後輩くんが持っていた本を積む。
そういえば名前なんだろう、と思った時には声に出して名前を聞いていた。
「 あの、お名前なんですか …? 1年生、ではありますよね … 、 」
「 ぁ 、大森もとき 、です っ … はいっ、1年生です …笑
先輩はっ …? 」
「 ん、若井滉斗 です 。笑 一応3年生やってます 、笑 」
にこっと微笑んでみると、目を見ながら微笑み返してくれた。可愛いな…笑
大森もとき、か。漢字なんて書くんだろ…
「 漢字は? なんて書くの ? 」
「 えっと … 元気の 元に 、貴族の 貴です 、ッ … 大森は 大きい森って書きます 、笑 」
「 …笑 いい名前だね 、笑 」
「 若井先輩 も いい名前ですよッ 、!? 」
「 んふ、 ありがとう 、笑 」
そんな会話を続けていたら、いつの間にか図書室に着いていた。
元貴くんはこのまま屋上にいってご飯を食べるそう。俺も一緒していい?と聞くと、もちろんです、とニッコニコで返してくれた。アヒル口いいな、可愛い。
アヒル口の人がご飯食べてるとこ見るの好きなんだよなぁ、と思いつつも、図書室の棚に本を戻し、お弁当を別校舎の教室まで取りに行って、元貴くんのクラスへ向かった。1年4組だという。
「 ぁ、若井先輩 ッ 、!! 」
1年生の方へ向かって、元貴くんと目が合うと、「若井先輩ッ !! 」と手を振っている。
俺見つけただけでそんなに喜ぶ?と思ったが喜んでくれた事実が嬉しかったのか口元が緩んだ。
「 行こっか 、笑 」
俺達は屋上へ足を進めた 。
大森side
ありがとうございます、とお礼を言うと、先輩はどういたしまして、と微笑んでくれた。
1階の別校舎から、二階の図書室までは遠い。とても。
貧弱な僕には本を持ちながらこの道のりはきついもので、腕がぷるぷると震えてきた。
「 重いですよね、 まだ持ちますよ。 笑 」
「 えぇ …ッ 、わ、悪いですよ … 」
「 いいんです ッ 、笑 貸してくださいな ~ 笑 」
「 … お言葉に甘えて … 」
僕の腕を見られたのか、先輩が本を持ってくれるという。
悪いとは思ったけど、やはり重いものは重いし、また落として先輩に拾わせるのもな、と考えてお言葉に甘えて持ってもらうことにした。
元々持っていた本に僕が持っていた本が積まれて、僕が持っている本の冊数はたったの5冊程度、先輩は多分10冊は持っている。重くないですか?と時々確認するようにチラチラと先輩の方を見ていると、名前を聞かれた。
「 あの、お名前なんですか …? 1年生、ではありますよね … 、 」
「 ぁ 、大森もとき 、です っ … はいっ、1年生です …笑
先輩はっ …? 」
「 ん、若井滉斗 です 。笑 一応3年生やってます 、笑 」
若井滉斗さん…若井先輩か、いい名前だな。
1年生ってなんでわかったんだろ、と思ったがそういえば上靴が指定されてるのか。今思い出した。
中学校ではそんなの無かったからなぁ。新しいところやものが増えて少し、いや結構高校に来た時は不安だったけど、若井先輩みたいな優しい人がいるならやっていけそう。
「 漢字は? なんて書くの ? 」
「 えっと … 元気の 元に 、貴族の 貴です 、ッ … 大森は 大きい森って書きます 、笑 」
「 …笑 いい名前だね 、笑 」
「 若井先輩 も いい名前ですよッ 、!? 」
「 んふ、 ありがとう 、笑 」
いい名前だね、と言われて、慌てて若井先輩もいい名前ですよ、と返す。
ありがとう、とめちゃくちゃイケメンな爽やか笑顔で微笑まれたので、眩しいと思いながらも今世紀最大の爽やか笑顔を作ってみる。絶対若井先輩みたいに格好よくできてないな…笑
これから何すんの?と聞かれ、屋上でお弁当食べます、と返すしたら、俺も一緒していい?とイケメンな顔で僕を覗く。やめてくれ。格好よすぎる…
答えはもちろんイエス。こんな格好いい先輩とご飯食べたら女の子に嫉妬されちゃうかな…と思ったが、今日は一緒にお弁当を食べることを楽しもうと思う。
また別校舎の1年生の方へ戻り、お弁当をとって若井先輩の方へ向かおうと思った時、若井先輩がこちらを窓越しに覗いていた。
「 ぁ、若井先輩 ッ 、!! 」
たたっと走り、若井先輩の方へ向かうと、行こうか。と笑ってくれた。
僕達は一緒に、屋上の方へと足を進めた。
#2.「 屋上 へ 」
充電よんぱー!!やば!!
コメント
3件
若井パイセン…良すぎ。笑
私も暇だから13時までかきまくっちゃお…!! 若井さんかっこいい!!大森さんかわいい!! なんかもうすき!!