ある時から俺は変われたんだ。
アイツのおかげで…な、
俺の名前は 己龍 優 ( きりゅう ゆう )
*イメージ
”お前に没収する権利ねえだろ。さっさと返せ。”
高校一年で今日が初登校日
親は二人とも俺を置いて夜逃げしやがった。
だから俺がバイトをして命を繋いでいる。
身長:183cm
運動神経がよく、放っておけないと言い、母性が働くとモテる。
そして、
俺は何もしていない。お前がよくやっただけ。
俺の名前は 朝霧 麗 ( あさぎり れい )
高校二年。生徒会長で泣き顔、笑顔を見たことがないという。
*イメージ
”これは帰りまで没収です。いいですね?”
身長:189.8cm
クールな見た目と頭の良さからモテる。
そして、
己龍side
8:50
まだ眠みぃ、でも、、
コンコンコン(ノック)
クソッまただ、
ピーンポーン
はぁぁ、ほんっと、大めーわく、
「は”ぁ”ぁ”、」
寝起きだからか、いつもより低い声がでる。
「優。さっさと学校来なよ。生徒会長の俺が先生に頼み込まれて来てんだ。」
こいつがなんで名前呼びだって?
それはこいつと
幼馴染
だから。
「俺が何時に行こうがお前には関係ねぇだろ?」
「それがそうともいかないの。じゃ、合鍵で入るね。」
「おい!!入ってくんな!!絶対な!!」
「なんでさぁ、もしかして着替えてるとこだった?」
「着替えてる訳ねぇだろ」
「じゃぁ入ってもよくない?」
「嫌なもんは嫌なんだよッ!」
「へぇ、ついに麗にも思春期がきたんだね。おめでとう。」
「思春期なわけねぇ、」
「じゃぁ何?」
「…」
「優~??聞こえてる~?」
「..ずいんだよ、」
「ん?何?聞こえない」
「だからはずいんだってッ!!!」
「…へぇそうなんだ。じゃ入るよ?」
「ッは!?おま、今の話聞いてたか!?」
「聞いてたけど…もう小さいころに泊まりに行ったりしてるんだし、?」
「小さいころと同じにすんじゃねぇ!!」
「なんでさ、??」
「い、色々、変わってんだよ、」
「はぁぁ、もういい、優の話聞いてたら日が暮れる。さっさと着替えて。今すぐに」
「今すぐに!?」
「ん、そうだけど。早くしてくれないと困るからさっさとして。」
「善処する。」
「善処とかどーでもいいからさっさとしてくんない?授業終わるんだよね。」
「わ、わかったって、てめぇは外で凍えしんでろ。」
「はぁ?家の中入ろうと思えば入れんだからね?」
「、、わかったって、」
ガチャ
「優の方から開けてくんのめずらしいね」
「別に。気分で開けるし。」
「気分で開けないで、?」
「うるせぇ。」
「ほら、さっさと準備してよ。」
「へいへい、」
1話end
題名 おめぇ*が俺のになればいいのに*