青「やっぱり……桃くんだよ」
橙「青、まだ早いで」
桃「……?」
青「桃くんだよ!僕らが助けたいって約束した子!」
桃「え?」
赤「青ちゃん!!」
桃「どうゆう……こと?」
青「だって昔の子と名前同じだし、居なくなった時がもし、桃くんがお父さんに虐待されてたからってなったら辻褄があうもん!」
紫「うん……そうだね」
桃「え?」
青「桃くん……僕らが探してた子は桃くんなんだよ!桃くんって名前で髪が綺麗なサクラ色でっ…………グスッ」
桃「俺は……お前らの事初めて……見たけど」
橙「小さい頃の記憶あまりないって言ってたやんな、俺達のこと忘れたんじゃないかな?」
桃「…………」
赤「桃くんっ!ごめんね!助けてあげられなくてっ!でもこれから助けるからっ!」
黄「はいっ!前に桃くんに助けられたように……僕らが助けます!」
桃「……俺が……助けた?」
橙「せや」
黄「僕が……公園で1人でみんなを待ってる時に怖い人達に囲まれて……酷い事されそうになった所を桃くんが助けてくれたんです」
桃「…………」
黄「でも……子供だから勝てっこなくて……僕の代わりに桃くんがやられて……その途中に残りの皆がやられてる桃くんを見て警察を呼んでくれたんです。」
桃「…………俺……馬鹿だったんだな」
黄「馬鹿じゃないです!!あの時の桃くんすごくかっこよかったです!ありがとうございます。だから次は僕が助ける番です。」
紫「そうだね」
桃「助けるって……何から?」
紫「桃くん昔から変わってないところがあるんだよ」
桃「……?」
青「目に光が無いこと……」
黄「僕達は桃くんに光を見せたいんです」
赤「桃くん……辛かったね。もう大丈夫だよ?俺達は成長してるし子供の時より無力じゃない」
紫「あとは今の君も助けたい」
橙「普通に囚われてる桃……」
青「1人になろうとしてる桃くん」
黄「何もかもめんどくさいってなって、ずっと我慢してる桃くん」
赤「辛いことを1人で抱え込んでしまう桃くん」
紫「もっとあると思う、けどそんな桃くんを俺らは助けたいっ!!」
橙「もうひとりじゃないんやで」
黄「僕達がいます!」
青「ぼぐだぢがっ!ぜっだい、だすげるがら!!!」(大泣き)
赤「青ちゃん、そんなに泣かないでよっ!俺もっ……グスッ……つられるじゃんか……グスッ」
桃「………………」
紫「ね?桃くん…お願い……助けさせて」
桃「………………」
黄「桃くん……」
コメント
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皆で頑張って!!