「「リミー。リミー。いい名前だね。」」
ジリリリとアラームが鳴る。カチャと止めて起き上がる。
久しぶりに見たなこの夢。最近は見なかったはずなのに。
「おはよう!お母さん!」
「おはようリミー。朝から元気ね。」
母は私の頬にキスをする。いつも通りの日常だ。
「んッ…!!今日もお母さんのご飯美味しいね!」
「ふふありがとうリミー。」
「…ねぇリミー。今日は大事な話があるの。」
「…なぁに?お母さん。」
「リミー。」
「お母さん再婚しようと思うの。」
何となくいつか来るだろうと思っていた言葉。
「…そっか。お母さんがそれで幸せなら私はいいよ!」
「ほんとリミー?無理してない?」
「そんなことないわよ笑そっかぁお母さん再婚するのかぁ。」
「嬉しいわそう言ってくれて。ありがとうねリミー。」
母は涙を流した。
それを見ているだけで心が痛くなった。父は昔に病気を患って亡くなった。それから6年経った。そりゃ再婚相手もできるかとおもった。
「それでその再婚相手はいつ来るの?」
「リミーに聞かなきゃいけなかったから、今から言ったとして2週間後くらいね。」
「そっかァ再婚相手の名前は?」
「ラグリットさんよ。フィナースル・ラグリット。」
「優しそうな名前の人だね。」
「そうね。笑」
「あ、そうそう。息子さんもいるらしいから、仲良くしてあげてね。」
「…え?」
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続く