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間柄に名前をつけるなら

142 - 第6章 変わり始めた間柄 第142話

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2025年08月31日

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家の灯りが少しずつ近づいてきた。

けれど咲は、もう少しこの時間が続けばいいのにと胸の奥で願っていた。


「妹ちゃん、受験勉強……大変だろ」

不意に悠真が口を開く。


「……まあ、はい。模試の結果も思うようにいかなくて」

声が沈んでしまったのを自分でも感じて、咲は慌てて笑顔を作った。


悠真はそんな彼女を横目で見て、小さく息をついた。

「無理はするなよ。頑張るのは大事だけど、体壊したら元も子もない」


その言葉がやけに優しくて、胸がじんわりと温かくなる。

(……いつも“妹ちゃん”だからって思ってたのに。

どうしてこんなに、一言で救われるんだろう)


夏の夜風に吹かれながら、咲は隣を歩く悠真の背中を静かに見つめていた。

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