『……ジェラルディ、ちょっといいか?』
『どうした?』
『……前世さ、俺ら結婚してたろ?』
『嗚呼』
『……今世でも、付き合って欲しい。
真剣に……今は……』
『……もちろん』
『……言うと思ったわ』
『貴様が先だ』
前世同様、付き合う事にした
結婚には程遠いが
『ジェラルディ、帰り、ちょっと店よって……欲しいな……』
『……嗚呼、わかった』
シグマの店は、服屋
シグマは今、モデルの仕事をしている
今度、私も撮影に参加する事になった
『そんじゃ、放課後な?』
『嗚呼、じゃあまた』
教室に戻り、少し時間が経つと
シグマの教室から、ガラスの割れる音が……
『シグマ、何が……』
私が目の前にした光景は
普段の教室では無かった
『シグマ?!大丈夫か?!』
『……あ……が……』
シグマは、死にかけの状態だった
『何があった……』
『……口答えした……だけで……殴られた……』
いつもなら静かなシグマの教室
でも、今日は違った
『……何が……どうなって』
『……はぁ……はぁ……』
『とりあえず、保健室行くぞ!』
私は走ってシグマを保健室に
『……マリキン、Jack、話は聞いてるな?』
『聞いてる……』
『シグキンに対して……無慈悲だろ……』
兄である2人は苛立っていた
『……シグキンばっかり、こうなる』
『また転校しなきゃダメなのか……?』
『……マリキン、その必要は無い』
『……は?』
『実は……』
今、私はシグマと付き合った事を話した
2人は、許してくれた
『シグキンを守らなきゃ……な?
わかってるよな?』
『もちろんだ……』
私はふと、スマホを見た、懐かしい
こんな時もあったと、思い出していた
マリキンとJackも、記憶は微かにあるだけ
『……懐かしい』
『あったなこんな時w』
『笑うな……』
『我も懐かしい物を沢山持っているぞ!』
『張り合うな……』
シグマの様子を見に、保健室へ
『シグマ?大丈夫か?』
『嗚呼、大丈夫、ありがとう。』
『シグキン!びっくりしたぞ?!』
『悪ぃな……』
教室のガラスは、先生がシグマを窓に叩きつけ、割れたそうだ
シグマは幼い頃から嫌われていて
虐待も受けていた、そんな過去があるらしい
『……シグマ、必ず守るから』
『……信じるぞ?w』
『……』
そっと抱きしめた
『……わかったわかったw』
『……大好き』
『俺も好きだ……💕』
なんとなく、前世みたいで、幸せだ
コメント
2件
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!(尊死)はつねこちゃんアンタって子は…最高…0(:3 _ )~_(:3ゝ∠)_
可愛いね…設定もめちゃ好きだなぁぁ死んでしまうぅ_:(´ཀ`」∠):_