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太宰さんが女性であることを隠している世界線の話です。

少し書き方変えます。

⚠️生理用語が出ます



太「おはよーございまーす。」

国「だ、だだだだだ太宰が、遅刻せずに来た…?」


私はそんなに遅刻しているだろうか 。

…してるか。まぁ国木田くんはいつもこんな感じだし放っておこ。

乱「さーて、国木田は放っておいて、もう皆気づいてると思うけど、今日は水道が使えませーん!頼れる人がいる人は誰かに借りてもいいけど、それ以外の人は銭湯に行きまーす。」

敦「銭湯かぁ。初めてだなぁ。」

鏡「私も。」

賢「僕もです!銭湯があるなんて都会ってすごいなぁ!」

ナ「私は兄様と一緒ならどこでもいいですわ!」

谷「ナ、ナオミ?一緒には入らないよ?」

ナ「えー!!なんでですか!?兄様!」

谷「いや、もうお互い成長してるから…、もう一緒には入れないよ…!」


あの兄妹はいつもあんな感じだなぁ。ナオミちゃんは単純に谷崎くんのことが大好きだからなんだろうけど、谷崎くんはいつもどうしてるんだろう…。他のみんなも賛成のようだ。


太「私は中也に借りますよ。これでも元相棒ですからね。」

乱「そ。無理だったらおいでね。」

太「はい。」




太「それじゃあ、また後で。」

探偵社「はーい!」


さて、中也に連絡するか。


ぷるるるるる ぷるふるるるる

ガチャッ


太「もしもしちゅーやー?」

中「なんだ青鯖ァ。」

太「ちょっとシャワー貸してくれなぁい?探偵社の壊れちゃってて。」

中「探偵社の奴らと銭湯行けばいいだろ。」

太「いやーそれがね、私がみんなと行くの嫌だったから!私って昔からそうでしょ?」

中「アァ?そういえばそうだったか…。じゃあ来いよ。自分で開けれるだろ?」

太「ありがとー中也! じゃあ借りに行くねー!」



かちゃかちゃかちゃかちゃ

ガチャッ


よし、開いたー。にやにや

さぁて、家の中はどうなってるのかなー。

…昔とあんま変わってないなぁ。つまんない。しかも綺麗だし、流石中也。綺麗好きだねぇ。さーてお風呂お風呂〜♪


服を脱ぎ、サラシをとる。ナプキンを黒いポリ袋に入れ、コートの下に隠す。


私は少し不安を感じながらもシャワーを浴びる。中也はまだ仕事のはずだから大丈夫だと思うけど、なんだか嫌な予感がするんだよなぁ…。まぁ、早めに上がれば大丈夫だろうと私は頭を洗う。



太宰が頭を洗い始める少し前。


中「ただいまー。」


鍵が開いてたってことは太宰が来てんのか。あー疲れた。今日は肉体労働だったから早上がりだけど、やっぱりいつもより疲れた。早く風呂に入りたい。太宰いるけど…まぁいいだろ。一緒に入るか。


洗面所の扉を開ける。扉はスライド式のうるさくないタイプだから意図せずとも静かに開く。そんな時_


太「はぁ、中也帰ってきてないよね…?下着類見られたらほんとに終わるんだけど。女だって知ったら中也はどんな反応するかな。」


マジ?俺は今、太宰の何よりも大きい秘密を聞いてしまったのではないだろうか。これはどうするべきだ?話しかけていいのだろうか。いや、もうこの際聞いてしまおう。


中「なぁ、太宰。」

太「!?」


ガタッガタガタガタッ

相当驚いたのだろう。

太宰は動揺した声で反応した。


太「ちゅ、中也!?まだ仕事じゃないの!?」

中「今日は肉体労働だったから早上がりなんだよ。」

太「そ、そうなんだ。…ねぇ、中也。さっきの…聞いてた?」


俺は一瞬迷った。聞いてなかったことにするか、正直に言うか。けど、今しかないと思った。


中「…あぁ、聞いた。全部。」

太「そう…。内緒にしてね。」

中「あがったらまた話そうぜ。ここで話すのもなんだろ。」

太「ねぇ、中也。私に拒否権は…?」

中「ない。」

太「即答かぁ…笑それじゃあ仕方ないね。わかったよ。すぐあがるね。」



一旦切ります!

次回も10♡で書きます。もう一つの作品もよければご覧ください。

ありがとうございました。それでは。

女であることを隠している私は_

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