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グギハハハハハハハハ好き食べたい舐め回す
私の良く書く系統の一人称が誰かわからないお話です
吐き気を促す程愛おしい貴女。
私には勿体無い程美しい。
貴女が彼奴の手に渡る事は愉快で不快で。
それでも止める事は出来ない。
彼奴は夢にまで見た白馬の王子にそっくりだから。
ねぇ、私は貴女のお姫様では無かったのですか?
貴方は私の王子様だったのに。
嗚呼、月明かりが2人を照らしいてる。
吐瀉物が地面に飛び散る音が耳に入る。
愉快な2人の後ろで不快な音を立て、
夢にまで見た白馬の王子は、私の王子様を連れ去ってしまった。
さよなら。
☁️ ーーーーーーーーーー 💧
学ランにセーラー服。まるで少女漫画のようで。
現代では珍しい組み合わせ。
街ゆくブレザーの高校生たちは此方をチラチラと見ては羨ましそうに歩いていく。
私の隣で歩幅を合わせて歩くのは、センター分けが良く似合うつり目の女の子。
スカートから除く足は細くて長くて。
短すぎるその布は歩く度に太ももを見せつける。
髪の毛が揺れる度に私の瞳も振り子を追うように左右に動く。
「 桃瀬 」
見た目からは想像できない程の高くて宙に浮くような声。何時でも聞きたいし何時でも思い出せる。
「 なぁに? 小依? 」
「 最近良く眠れなくて 」
「 そっかぁ 」
別に貴女のお話に興味がある訳じゃないけど。
その声を聞けるなら少しぐらいなら興味が出てくる。
「 その理由がね、とても格好の良い男の人が出てくるからなの 」
「 へー 」
「 私その人に恋をしてしまいそうで 」
「 …笑 」
「 すればいいじゃない 」
ねぇ、その男の人の事を好きになったら私はどうでも良くなるの?
なんて聞けない。
だからせめて
「 気持ち悪 」
とだけ言って、私は貴女の髪の毛を引っ張るの。
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