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🐤side
心臓の音が鳴り止まない
ドキドキしすぎて心臓が潰れてしまいそう。
玄関先には初めて彼女が…初兎ちゃんがいる。
しかも水に濡れてるというオプション付き。
髪が濡れてて服もいい具合に…
あほ!ばか!煩悩を捨てろ、俺!!
今は初兎ちゃんが風邪ひく前にまずタオルが先だろ。
🐤「初兎ちゃん、はいこれタオル」
🐇「わぶ!ありがと〜っ…もふもふや」
は?可愛い((
今日一日でどんだけ心臓潰されたと思ってるん…
🐤「はい、初兎さん先にお風呂どうぞ。お湯は沸かしてきたから!」
🐇「え、でもっ…」
🐤「いいからいいから!風邪ひいちゃ嫌だし」
🐇「それは僕も一緒やよ、」
こうなったら…奥の手だ。
🐤「お願い、先入って…?」
🐇「う…/// は、はい…」
勝った
🐤「はい、シャンプーとか嫌じゃなければ好きに使っていいからね?
後で着替え持ってくる!」
🐇「なにからなにまでごめんな?ありがとうな!」
🐤「いーえ!」
といってパタン、と脱衣所のドアを閉める。
🐤「…はぁ…かわいい…」
大丈夫かな、俺の理性。
初兎ちゃんがお風呂に入っている間に着替えを持っていき、部屋を少し片付け、お湯を沸かす。
うちの浴室を開ける音は聞こえやすいため、音がした数分後に温かいお茶を注ぐ。
🐤「初兎ちゃん、服だいじょ…う…」
思わず瞬きを繰り返してしまう
しっかり湯船に使っていた証拠の火照った顔、そして何よりだぼだぼの服。
🐇「お風呂ありがとうっ、めっちゃ気持ちかった〜!!」
🐤「い、いえ…とんでもない…」
🐇「りうちゃんのにおいする〜♡」
🐤「ぐっ、」
やばい、耐えろ、耐えろ…
🐇「へへ、しゃんぷーもボディソープもお借りしたから、今全身りうちゃんに染まってる気分やぁ〜」
と萌え袖になった両手で口元を隠す。
プチ、と何かが切れた音と同時に「耐えろ」という理性は消え去った
🐤「初兎ちゃん」
🐇「ん〜?んっ」
ちゅ、と軽いリップ音をたてて
🐤「お茶入れたから飲んでて?
お風呂入ってくる…。」
🐇「うん?行ってらっしゃいっ」
その一言を言い残し、浴室へと向かった。
ちゃんと手出すの後回しにした俺、えらい。
…いや、だめだ。
俺の勝手な理性の問題で初兎ちゃんが嫌がることはしたくない。
今日は辞めよう。
全身洗ってから湯船に入り、はぁ、とため息をついた。
外の雨音はまだ鳴りやんでおらず、ちょっとゴロゴロと雷が落ちそうな前兆もある。
停電してドライヤー使えなくなる前にお風呂出よ。
その思いで風呂を出てドライヤーをしてる最中、ドライヤーをしながらでも聞こえた雷の音。
外やばそうだなと思いながらドライヤーを片付けて部屋に戻ると、
耳を塞いでいる初兎ちゃん
🐤「初兎ちゃん、遅くなってごめん。お風呂でたよ?」
🐇「あ…りうちゃん…おか、えりっ」
🐤「雷…いや?」
🐇「…うん…」
🐤「1人にしてごめんね、おいで?」
と、ソファのところまでつれていく。
手を広げると、対面で俺の上に乗り、手をいじりながら
🐇「りうちゃ、あったかい…」
🐤「お風呂上がりですから〜w」
というと、じっと見つめてくる萌え袖彼女。
🐤「な、なに?//」
🐇「ノーセットりうちゃん…レアやなぁって!こっちもすき〜♡」
といいながらぎゅっとくっついてくる。
いつになく甘えたさん…
🐤「可愛すぎて無理なんですが」
🐇「え」
言葉選ばずに言うと、今の段階で襲ってない俺偉いと思う。本当に。
なんて自画自賛してたのもつかの間。
激しくなる雨音に勝る音の雷が、ものすごい勢いで落ちてきて、
ぱっと、部屋中の電気が消えた。
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迷走してるぅ、、
最近忙しいし上手く書けないし全然モチベ上がらんのや、
リクエストくれてる2人ありがとうです!
もーちょいまっててね!🙇♀️
随時受け付けてるので是非〜(՞ ܸ. .ܸ՞)”
コメント
8件
見るの遅れました!今回も神作ですねっっ!!
ん~もうヤッてしまえばいいのに☆((((りうちゃん我慢せずに襲っていいんだよ。((というか停電とかもう尊い方向に行くの確実すぎてうれしい…。この小説がどこまでほのぼのを保ってられるんだろうか……。いつでもあーる書いてねん☆((でも楓ちゃが書くほのぼの大好きだから読めなくなるのはやだな。次の更新も体調に気をつけてね!!!!