第1話
今日も色んな人から仕事を任される。
特に大森って奴。
毎回毎回仕事を押し付けて、
飲み会だからとか、
今日は彼女が待ってるからだとか、
変な事言って俺に全てやらせる。
こんな奴に俺は飽き飽きしてた。
「 若井。これ 」
「 はい。 何でしょう 」
「 やって置いて、 」
「 僕今日急いで帰らないとだから 」
「 え、 」
またこいつは俺に仕事を押し付けるのか、
今日こそ言わないと、と言うのは頭にあるが、言えない。
何故なら俺は皆に「できる奴。」として信頼されているからだ。
ここで断るとどうなるか、俺にも分かる。
だからいつも断れない。
今日は彼女が待っているって言うのに、
月日が経っていて、今日はクリスマスだ。
クリスマスも残業。
なんで先に帰ってる奴にも残業代があるのだろう。
色んな怒りが込み上げてくる。
仕事を終わらせ、急いで家に帰る。
「 ただいま 」
「 おかえり。 」
「 ねー、話あるんだけど、 」
「 ん?どうしたの? 」
彼女からの話なんて、珍しい。
スーツをソファにかけた時だった。
「 別れよ。 」
突然の事で頭が追いつかない。
「 え、なんで、 」
「 だって、いつも遅いし、私今までに10回ぐらいデート誘ってるのに、 」
「 1回も行ったことないじゃない! 」
それは、あいつのせいだ。
と、言い訳がしたかったが、
また、
「 言い訳なんて通用すると思ってんの? 」
「 またどうせ女と遊んでるんでしょ 」
「 同僚の付き合いとか言って、 」
と、言われてしまう。
久しぶりにできた彼女とこんな別れ方するなんて、思ってもいなかった。
彼女は黙って荷物をまとめて家から出て行った。
家の中は静かだった。
今日はクリスマスだって言うのに、プレゼントも買ったのに、
最悪な一日だ。
「 気分転換に外行くか、 」
街では大きなクリスマスツリーが飾られている。
やっぱりツリーの周りにはカップルが多かった。
首に巻いていた彼女から貰ったマフラーで籠った息が眼鏡を曇らす。
眼鏡を拭き取ると綺麗に晴れたような気がした。
まぁいい、明日は休みだしゆっくりしよう。
そう思い帰ろうとした。
すると後ろから手を掴まれ、話しかけられる。
「 待て、 」
後ろを振り返ると、あいつがこちらを見ていた。
「 げ、大森先輩。 」
「 嫌なのか?」
「 そんな事ないですよ〜、はははー 」
「 今からうち来ない? 」
「 何言ってんすか、俺今から彼女と乾杯するんすよ 」
彼女とはさっき別れたが、嘘をつく。
あいつは人混みの中を指差した。
見ると、俺の元カノが歩いていた。
「 あれを見ても、言えるのか? 」
「 あー!もう分かりました! 」
あいつにはほんとに手が追えない。
無理やり家に連れ込まれ、ソファに座らされる。
「 僕もさっき彼女と別れた。」
「 先輩嫌われたんすか? 」
「 いや、いつも冷たいから、って 」
心の中で俺は「自業自得」と言って笑った。
急に前に出されたお酒にびっくりした。
見たことの無いグラスに少しの量のお酒が入っている。
興味が湧きグラスを手に取る。
「 乾杯 」
「 あ、乾杯です 」
カチャと音を鳴らしあいつと乾杯をした。
1口飲むと、口の中に稲妻が走るような感覚になった。
味は甘く、
何杯でも飲めると思ってしまった。
そう思っていたのもつかのま。
体が暑くなり、今すぐにヤりたいと言う気持ちしかなかった。
あいつはテレビを真剣に見ていて、
ヤりたくなった。と話すのも気まずかった。
俺はトイレに駆け込み。1人で抜くことにした。
もう我慢が出来ない。
下がひくひくする中、自分の物を掴みシコる。
「 んんっ 」
「 はぁっ、 」
ぐちょぐちょと、音を立てながら下唇を噛む。
「 はぁ、欲しッ、下っ、、ん 」
物だけでイクのは無理だった。
下が欲しくて、哀しくて、イけない。
トイレを出てあいつの隣に座る。
下半身がムズムズとしている。
勇気を出して、あいつに言ってみた。
「 先輩、ん、 」
「 なんかッゾクゾクして、 」
「 助けてくださいっ、 」
「 下がひくひくしててッ 」
「 いいよ入れてあげる。 」
耳元で言われ俺はイってしまった。
「 イクの早いよ 」
「 まだこれからなのに 」
「 僕この時ずっと待ってたんだよなぁ 」
舌ペロをしたあいつは俺の下を脱がし、
ゆっくりと中指を入れる。
「 はぁっ、、ンン 」
「 ズポッって言ってるよエロすぎ 」
「 いわないれぇッ 、 あっ 、 」
「 笑 」
「 可愛い。 」
まさかこれがあんな事になるなんて、
誰も予測は出来ない。
「 僕の言う事。全部聞いてね若井くん 」
next→1000❤︎
いつももとぱなので、良ければペア募集します。
なかったらずっともとぱだと思われます。
コメント
2件
好き好き好き好き好き。スーツ若井さんめっちゃ刺さったので書いてくれる方がいらっしゃって最高です👍👍
これが幸せと言うものか、あはーん(?)