第2話
あれから、記憶はない。
次の朝、1番に仕事に着いた。
いつも通り。
眼鏡とスーツで行った。
「 おはようございます 」
いつも2番目に来る藤澤って奴。俺はそいつがお気に入りだ。
そいつだと思い元気な声で挨拶をした。
「 おはようございます! 」
振り返るとあいつ、大森が立っていた。
「 は、? 」
「 はって何だよ 」
「 ちっ、朝からイライラするな 」
それはこちらの台詞だ。
なぜあいつが早く来てる。
いつも藤澤なのに、
3番目に藤澤が走って入ってくる。
「 うわぁー!寝坊した! 」
「 おはよぉ〜 」
藤澤はふわふわしていて見ると落ち着く。
「 おはようございます藤澤さん 」
「 おはよ!若井! 」
「 元貴もおはよ! 」
「 ん、はよ 」
こんなに相手を見て挨拶してくれるのに、大森はいつも携帯を触って言う。
失礼な奴だ。
やっぱり俺はあいつが苦手。
お昼になり、休憩に入ろうとする。
「 若井ー! 」
明らかに藤澤さんの声。
俺は振り向き藤澤さんの所へ行こうとすると手を引っ張られた。
「 おい。若井仕事 」
「 これ宜しくな。出来る奴。」
「 え、先輩 」
「 自分飯。宜しくな。」
これから俺もご飯だって言うのに、
「 これから俺もご飯なんすよ 」
「 じゃあ奢りで食べに行くか、? 」
急な発言にびっくりしたが、先輩だし断れなかった。
「 はい! 」
「 ちなみに何食べるんですか? 」
「 白いトロトロしてるやつ 」
俺はてっきりとろろかな?と余裕をこいていた。
そして、誰も来ないオフィスに連れていかれた。
「 え、先輩ご飯、 」
「 ほら、早く咥えろ。 」
白いトロトロってまさか、
俺はようやく納得をした。
「 無理っすよ!さすがに、 」
「 んじゃ、これ会社にばら撒く 」
あいつが見せてきたのは、昨日の夜の写真だった。
「 それはっ 」
「 っ、わかりました。 」
会社ではしっかり者、
人気者。
頼れる存在。
信用出来る奴
“なんでも出来る奴”
として居たかった。
俺は座っているあいつのを咥えた。
大きくて、硬くて、俺の喉を余裕で突いた。
「 ゲボッ、 」
「 2人きりでは役立たずだな 」
「 ッ、 」
俺は出来るやつだ。
なんでもやり通してみせる。
ゆっくりと動かしているとあいつが俺の頭を持ち早く動かした。
「 ンっゲホッ、んん、 」
「 おそい、役立たず 」
「 イクから全て飲み込めよ、? 」
そんなの、無理だ。
その途端。
口いっぱいにどろどろしたものが全体に拡がった。
喉にも広がる。
「 ンゴッ、 」
「 吐き出したらダメ 」
俺はゴクリと音を立ててあいつに聞かせてやった。
「 美味しかったでしょ、? 」
確かに、俺には足りていない物が足りたように感じた。
あいつのせーえきはほろ苦く。でも少し甘く感じた。
「 今夜もうち来いよ 」
「 でも今日は残業が、 」
必死に嘘を言って断ったつ もりだったが 、
「 今日は残業スペースに若井居なかった。 」
とか見破られてしまった。
渋々、はい。
と言うと静かに合鍵を渡された。
「 これで家入って。 」
「 あ、はい 」
オフィスに2人きりでいたが、無理やり追い出され仕事に入れ、と言われてしまった。
やっぱりあいつはどこまでも嫌な奴。
ドア越しにかすかに聞こえる声。
「 若井って、何でもできる子、」
「 エロい事も、仕事も出来て、」
「 先に誰かに取られる前に、取っておかないと 」
もしかしたら俺は先輩たちの玩具なのか、?
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コメント
2件
まじで癖。こんな神作品を考えて下さりありがとうございます、書くの...すごくお上手で、
もう全てがさぁぁ!! 尊†┏┛ʚ♡ɞ┗┓†死