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シディ×ボティス


※🩸➝カゲチヨ

❄️➝ヒサメ

🐺➝シディ

😈➝ボティス

💜➝ボティス(人型)

____________________


《その感情がまだ分からなくとも》


____________________


恋とはどういうものか、分からなかった。

____________________


シディside__


🐺「カゲチヨ、ヒサメ、“恋”とはどういうものだ?」



みんなで年末の夕飯を食べ終えた後。

何となく、聞いてみた。



❄️「………………え?」



🩸「っはっ?!シディお前恋してんのか?!」



🐺「いや、子供達が恋をしたと言っていてな」



🩸「っあ”ーな、、、」



🩸「あ”ーー、、俺もよく分かんねぇけど、その人のことが頭から離れなくなる、、?みてぇな?」



“貴様なんぞどうなってもいいんじゃ”



🐺「………………………………」



ふと、頭にあの人の顔が浮かんだ。

綺麗な白髪。透き通った黄金の瞳。

なんとなく、心が動いた、そんな感じがしたあの人。



🩸「おーい?シディ?」



❄️「お腹痛い……」



🩸「食いすぎだろ」



🐺「っあぁ、なんでもない、それよりボティスを探してくるな」



🩸「なんで?」



🐺「ボティスにも蕎麦を食べさせてやりたいからな」



🩸「そっかー」



数時間前から居なくなっていたボティス。

どこにいったのだろうとひとまず公園に探しに行く。



🐺「ボティス、おーい蕎麦g……っ!?」



😈「あっ、、あぁっ……」



🐺「ボティス!!大丈夫か!?」



そこには、釘を全身に刺されたボティス。

「何で」「どうして」「誰が」



😈「シ……ディ……」



😈「うし………………」



🐺「えっ?」



♡「オラァッ!!」



ガンッ!!!



後ろから、思い切り頭を打ち付けられる。

意識が朦朧とする。



♡「っははっw」



♡「出てきた時はビビったけど不意打ちには対処出来なかったな?w」



♡「……て……こ……だ…………ナギ…」



声が、遠くなる。

ダメだ。

俺はまだ、戦わねば

まだ、ボティスが……



🐺「_っ!!」



🐺「ガァァァァァッ!」



獣とも取れる叫び。

ただ、ボティスを失わないために。

理性なんてものはもうなくて、ただ、ただ無意識で__



「___やめろ」



🐺「っ!?」



🐺「貴方は……」



綺麗な白髪。透き通った黄金の瞳。


“貴様なんぞどうなってもいいんじゃ”


あの時、助けてくれたあの人。

……どこか、心が動いた、そんな気がしたあの人。



🐺「なんでここに…?」



💜「どうでもいいじゃろ」



俺の質問を受け流すその人。

そのまま、目線を俺の手の先に向ける。



💜「それより貴様、今こやつを殺そうとしたな?」



🐺「っ!?」



🐺「俺は今…殺そうとしたのか?」



そんなはず、ない。

だって、何があろうと人を傷つけることは間違っていて

それをずっと胸に固めてきて

……そんなはず……



🐺「…いや、そんなつもりは…」



🐺「だが頭が真っ白になって…」



💜「殺せば刑務所送りじゃ」



💜「永遠などは存在せん」



💜「いつまでも一緒にいるなど不可能じゃ」



💜「……ただ、貴様らがバラバラになるのは今日ではないじゃろ、シディ」



🐺「…その通りだ」



🐺「俺が未熟だった…」



少しづつ、男を掴んでいる手を弱める。

呼吸の音が聞こえる。



💜「こういう輩はなぁ」



💜「全身骨折くらいにしておけばいいんじゃ」



♡「え?」



♡「っあ”っ…………」



苦しげな声が漏れ、男が吹っ飛ばされる。

ただ、それを見ることしか出来ない。



💜「ゲスが」



💜「後遺症の1つや2つは覚悟するんじゃな」



毒の言葉を吐く彼女を見つめていたが、はっと思い出す。

ボティスがいない。



🐺「っボティスは!?」



💜「あの蛇か?」



💜「安全な場所に避難させておいた」



💜「少ししたら戻ってくるじゃろ」



そう言って下を向く彼女。

……その行動の一つ一つに心が動く。

…………顔が熱くなる。



🐺「この前も助けてもらったのに申し訳ない」



そう言いながら、頭を下げる。



🐺「それに、今回は恥ずかしいところを見せてしまった…」



何故だか、彼女には恥ずかしいところは見せたくなかった。

……結局見せてしまい、助けられたが



🐺「あの…」



🐺「それでもし良かったら名前を…」



💜「こうべを上げろ」



🐺「えっ?」



🐺「っカハッ…………」



彼女の指が俺の方を向き、何かの衝撃が加わる。

……俺でも抑えきれない、強い衝撃。



💜「気安く喋りかけるな」



🐺「ううっ……」



そのまま、床に崩れ落ちる。

……体が動かない。



💜「じゃあのう」



🐺「待ってくれ」



💜「なんじゃ?」



🐺「………………」



“いつか貴方に………………”



🐺「…良いお年を」



ふっ、と小さく笑う声。



💜「貴様も精々楽しめ」



そのまま、過ぎさろうとする彼女。

違う。言いたかったのはこんな事じゃなくて……



🐺「……あのっ!!!」



💜「…なんじゃ、」



🐺「…いつか貴方とまた会えて…」



🐺「……いつか、貴方と対等に、それ以上になれたのなら」



🐺「…………貴方の隣に立っても良いのだろうか…」



外は寒いのに、何だか顔が熱い。

この感情が、なんなのか分からない。

……でも、それでもいつか貴女の隣に立ちたくて



💜「………………………………」



💜「…………好きにせい」



未来が、明るく見えた気がした。

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今回のお話はカレコレの動画、「【アニメ】「金持ちに逆らうな!」ボディーガードを引き連れたクズ御曹司→喧嘩を売る相手を間違えて…【漫画】」で、シディが最後に新たな一言を言っていたら?というお話です。

その動画も是非是非見てください!!

襲われた原因も載ってます。

最初のシーンはオリジナルです。

「貴様なんぞどうなってもいいんじゃ」はストーリー編2章7話4:30をご覧下さい。

その後シディが顔赤くしてるのめっちゃ可愛くないですか、、

シディボティはカゲヒサの次に好きなカップリングです。


𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.

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ウフフフフフフフヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘw(壊れた)

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