ちすちす!どーも!クラゲです〜
前回第三章、即目標達成ありがとうございます!楽しみにしてくれてる方がいらっしゃるみたいで僕めっちゃ嬉しい⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
今回は第四章!ここではある事件が起こってしまいます!zmさん辛いかも…😢
てことで本編行ってらっしゃいませ!!
第四章 『理由』
俺は沢山努力しとった。せやけどその努力は誰かに見てもらえる事はなかった。何故なら昼間は他の奴の訓練で自分の訓練が中々出来ず、夜に皆の迷惑にならんよう静かにやっとるからや。
戦いの実技訓練だけやない。作戦の立て方とか、sypやci、emが俺に聞いて来た時すぐ教えられるように機械、話術、指示、それも全部勉強した。tnが書類整理する時大変にならんように人一倍綺麗に書類作って提出したりした。
訓練や勉強だけやなくて、皆の事もしっかり見ていた。体調の変化とか諸々。変化に気づけるようノートに書いたりもした。
俺の事にも気をつけた。怖すぎず軽すぎず、丁度良い人間でいるためにニコニコしたりイラついたり冗談言ったり色々した。
これは全部また居場所が無くならんようにするため。1人にならんようにするため。【完璧】になるため。そのためにしとった事や。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと努力し続けた。頑張り続けた。天才でもなんでもない俺やから頑張り続けた。
俺の仕事は戦闘や。敵国と戦う事が仕事や。
この間、A国とB国との戦争があった。
その時俺は前線に出された。その戦争は結果から言うと勝った。まぁ我々国は元から強いからな。それに俺や後輩達が加わったんやそりゃ勝つ。その戦争で俺は活躍した。努力で培ってきた身体能力ですぐ敵の頭をとった。
俺は活躍出来たんや。そう。皆のために頑張ったんや。
皆は俺を褒めてくれた。tnみたいな先輩からemみたいな後輩が。
tn「さすがやなゾム」
kn「またええとことられわぁ!くそぉ!」
ut「やっぱゾムは凄いねほんま尊敬やわ」
em「ゾムさん凄いです!!やっぱりゾムさんはかっこええなぁ…」
syp「ゾムさんってマジ強いですよね。戦闘以外もできるのやばくないすか??」
sho「いやほんまそれよ?ゾムさん強すぎるんとちゃうかー?笑」
ci「ゾムさん凄い!今度僕にも教えてくださいよ!!」
rb「ゾム凄いなぁ…あんな力強いのにそんなに筋肉ないよな…どうやっとるんやゾム!教えてくれ!!」
zm「皆ありがとな笑チーノとロボロはまた後でな」
ci「はい!」
rb「おう!」
皆が俺を褒めてくれる。必要としてくれる。俺はここをずっと守らないとあかん。
そのためにはまだまだまだまだ訓練せな。
俺が頑張っていた甲斐あってか周りから「完璧」と言われるようになった。
俺は完璧になれた。
だがそれと同時に何でどう活躍しても「まぁゾムだし」で済ませられ、あまり褒められなくなってしまった。
俺は完璧になれたはずなのに、なりたかったものになれたはずなのに。物足りなかった。
ただ俺は皆に褒められたかったんや。
褒められる=認められる。そうやって俺の頭には刻まれていた。やから褒められへんと認められてないと思っていた。
褒められない事によって俺はおかしくなりつつあった。
完璧になりたかったはずなのに、いつしかその「完璧」が辛くなっていた。
俺は訓練の量を増やした。
軍での全体の訓練は勿論、夜皆が寝た後の独りでの特訓はもっと量を増やし、よりきついものにした。
軍全体の訓練は独りの時よりも緩いが後輩達に教えたりする分こっちも勉強にできた。独りでの訓練は全体の訓練より自分に厳しく、辛くなる量の訓練をした。
辛くても皆の前では完璧でおらんとあかん、そう思って頑張ってきた。完璧になっても皆に褒められたいがために頑張っていた。
でも、ある日事件は起こった。
ある日の報告会(まぁほとんど皆の交流会やけど)の時や。皆いつものように緩くだべりながらお互いの報告会をしていた。
ただ、俺は自分の訓練で辛くやりすぎたせいか疲れとった。そして、多分、限界を迎えとった。
tn「皆今どんな感じ?」
ut「俺ん所はいい感じよ。他の皆は?」
kn「俺の所もええ感じやで!新入り達もよう動くようなってきたしな!」
ut「ええやん(´˘`)ショピチノとかはどう?」
ci「まぁまぁって感じですかね!前よりかは良くなってますね!」
syp「そりゃまぁ前より良くなってないと困るよなぁw」
ci「そーゆー感じちゃうやん!」
ut「まーまーwショッピはどうなん?」
syp「俺もまぁまぁすね。同じく前よりかは良くなってるかと」
ci「同じやないかい!」
tn「エミさんとかはどーよ?」
em「私も前よりかは良くなってるとは思いますが…まだまだですね笑指揮ってその場を見るだけじゃなく、どこに誰を向かわせるかとか色々考えなきゃでまだまだ勉強しないとなって思いますね。」
tn「エミさんは真面目やねぇ笑」
ut「しゃおちゃんは?」
sho「俺ええ感じよー!力も前よりついたし!」
ut「しゃおちゃん力つけんのはええけどずっと細いよなー?」
sho「お前やって人の事言えへんやろw」
rb「2人共太くなるには筋トレや!!さぁ、俺と一緒に筋トレしよう!!!」
ut&sho「お前とはいやや。」
rb「なんでやねん!!!」
tn「息ぴったりやないかいwロボロはどんな感じ?」
rb「俺もええ感じ。筋肉はすげーつくんやけどやっぱ身長がなぁ…でもこの身長で素早かったら相手だるいと思うから今はもっと早く動けるよう訓練しとるで!」
tn「ええやん〜!!」
ut「そんで、今日えらい静かなゾムはどうなん?」
zm「…あ、ん?あー…ええ感じよ。うん。」
ut「それだけ?!前の戦争でもお前の軍活躍しとったのに…」
kn「せやで!ほんま毎回ええとことられるわ〜!!そんだけゾムが“完璧”ちゅー事なんか〜???」
ci「ほんとにゾムさんは凄いですよね!!戦闘まじで強すぎる!!色々できて“完璧”って感じですよね!!!」
syp「戦闘もエグにのに他の事もできるってほんとに“完璧”過ぎません?」
ut「ゾムはなんでも出来る“完璧”人間やもんなぁ」
tn「ほんまに凄いと思うよいつも。ゾムはほんま“完璧”なんよな」
rb「強いのに筋肉が沢山ついとる訳やない…無駄な所のない“完璧”な体!!!」
sho「ほんまにお前“完璧”過ぎんねん!ちょっとは弱ってみろよ〜ww」
あ…あ、…完璧…完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧完璧うるさいッッッ!!!!!!!!!!!!!
俺は完璧なんかやない!俺は頑張ってないと何も出来へん出来損ないや!!俺は完全な完璧になんてなられへんのや!完璧がこんな辛くなるなんて思わんかった!!!
『完璧だよな。ゾムは天才なんだから。』
……は、?天才、?俺が?そんな訳ないやろ。頑張り続けた努力の結晶や。
俺の何がわかんねん。
俺がどんだけ頑張ってきたか知っとんのか。お前らに、お前らに!!!
zm「お前らに俺の何がわかんねん!!!!」
口に出してしまった。
皆は時が止まったみたいに、ただこちらを見ていた。
tn「ぞ、ゾム、?」
tnが口を開いた。
zm「あ…ご、ごめん」
それしか言えなかった。
そして俺はその場から去った。
いや、その場の空気に耐えられへんくて、俺は逃げた。
ーーーーーー続くーーーーーーーー
「天才」の言葉で色々飲み込んでいたものが爆発してしまったzmさん…😢
これからどうハッピーエンドに持ち込まれるのか、あと2話で完結!お楽しみください!
あ、そーいやこれutくん細い設定なんよね〜…shoちゃんと並ぶくらいの…ま、まぁ二次創作だし、現実とリンクさせなくなっていいよね、!ᕕ( ᐛ )ᕗへへ
それじゃあ終わります!
目標達成&シンプルに嬉しいので是非、♡押していってください!
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コメントもお待ちしております!
それではまた次回、お会いしましょう!
バイバイ( ᐛ🤚🏻)
NEXT▶♡800
(9/7 ミスがあったので変更しました!!)
コメント
5件
続きが気になりすぎる🥲 zmさんの努力がちょっとメンバー に伝わってないのは悲しいけど ここからどうなっていくのか 楽しみすぎる! 続き待ってます