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私は男の子が苦手だ。
一緒に遊ぶとかなんとかは、別にいいんだけど。
恋愛とか、それは無理だった。
だから、今、私はひとりぼっちなんだ。
私くらいの年頃になると、クラスメイト達はみんな彼氏や彼女を作ってる。
伊達メガネオタク男子1人と、孤独な女子1人を除いてね。
ペアデートやってる子達とか、教室で恋人同士絡んでいる子達とか…。
そうしたら自然と浮いてしまう。。
私はそういうの大嫌いだったから、
唯一の救いとも言える、「レオ」に逃げる。
私のクラスは女子が1人多かったから。
レオはいつも1人。
お昼ご飯も1人。
授業中の班の話し合いはハブられているようにも思えた。
少し茶色味のある彼女の髪_(ロング)は、見惚れる程の輝かしさがある。
そんな長い髪を利用して顔を隠していた。
そんなレオを対して私は、「逃げ」の選択肢として扱っていた。
浮きたくなかったから。
トイレに籠るのも悪くはなかったかもしれないけれど、流石に怪しすぎるし。