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今だけは...ほんの少しの温もりを───

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今だけは...ほんの少しの温もりを───

第1話 - 今だけは...ほんの少しの温もりを───

233

2024年01月07日

#nmmn

#iris

#青白

#桃赤

#微赤白

#切ない系？

aoi@🤪青白同盟🐇

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𝐚𝐨𝐢です！読切書きます！

attention⚠️

Iris、nmmn作品です。

青白、桃赤、赤白(微)要素あり

切ないのか？

青視点

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どぞ！

【今だけは..ほんの少しの温もりを】

いつもあたたかい恋の眼差しで彼を見つめるあの子が好きだった。

白｢りうちゃんっ！今日な〜？｣

赤｢どうしたの〜？楽しそうだね｣

彼といる時だけワントーン上がる声

変わる仕草、ほんのりと赤らめる頬

他の人は分からないだろう。

俺だけが知ってる大好きな人の恋する顔

そんなあの子が好きなはずなのにこの胸が痛く苦しいのはなんでなんかなぁ…

赤｢ないく〜んっ！ねね、！｣

桃｢も〜、w急に飛び込んでこないでw｣

赤｢ごめんって、wでさ〜｣

桃｢wそっかそっか｣

でも俺の愛する人が想いを秘める相手には他に好きな人がいた。

鈍感な彼はあの子の好意に気づいていないだろう。

彼にとってあの子はただの友達だ。

そんな事は分かっているだけどそんな彼に対して酷く妬ましいと思ってしまう。

俺は最低だ、、、

白｢まろちゃ〜んっ！おはよう｣

青｢っ！おはよ、｣

俺の好きな人は優しいから、、こんな俺にも話しかけてくれる。

だけどその優しさに余計に苦しめられて惨めさと嫉妬が黒く渦巻いて自分が嫌になる。

ただの幼なじみの俺が自分にそんな気持ちを抱いているなんて知らないだろう。

そんな事知りたくもないか…..

赤｢ねぇないくんっ！好きだよ…！｣

桃｢え！？俺も好きっ！｣

桃｢俺は恋愛的に好きだけど、、、｣

赤｢りうらもだよ…。付き合って？｣

桃｢うん、俺でよければ幸せにする｣

あ、、、初兎は、、

白｢ぇ….あ…｣

ぽつ、ぽつ、、、

白｢ん、なんで泣いてんだろ….ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣

俺、、なんで安心してんだろ、、、

愛する人が泣いているのに、、

好きな人が恋を実らせるところを見て悲しんでいるのに、、、

だけど、、少しだけ、ほんの少しだけ嬉しいなんて思う俺をみて初兎はどう思うだろうか、、、、

失望するに違いない、、、

白｢タッタッタッ、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛひぐっう”ぐ｣

白｢まろちゃん”、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣

青｢どうしたん？｣

初兎に失望されたくないから何も知らないフリをする、、、

やっぱ最低だな、、、、

白｢ギュゥゥ….｣

青｢うぉ！？//どうした？｣

白｢りうちゃんがないちゃんと付き合うところを見ちゃったの、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ｣

白｢りうちゃんのこと、、ひっぐっ、大好きだったのに、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛひぐっうぐ..｣

青｢そっかそっか、、辛かったな、、｣

こんな状況を喜ぶ自分が本当に嫌いだ

青｢落ち着いた？｣

白｢ありがと、、でももう少しだけ、、お願い、、、｣

青｢うん、ええよ、｣

俺からも、、もう少し、、もう少しだけ

この最低な俺を許してくれ、、、

大好きで愛するこの人のほんの少しの温もりに触れさせてくれ───、、、

ただそれだけ、、、