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……………………………………………………………特殊広域緊急機動部隊(ULTIMATE)主要登場人物
2代目総監 長内貴也(39)
支援機動班班長 真島俊(31)…主人公
支援機動班副班長 赤木龍一(20)
支援機動班班員 沖琉太(28)
支援機動班班員 片倉旬(33)
支援機動班班員 工藤哲也(32)
支援機動班班員 松永優大(22)
支援機動班班員 越前龍馬(22)
支援機動班班員 菊池謙介(24)
支援機動班班員 室口翔平(29)
組織図(ULTIMATE)総員269人
総監→総監補佐→中央指令部→支援機動班→第1〜5実動部隊 ……………………………………………………………「沖待てって、おい」建物内に侵入し終えるなり真島は沖を止めた。
「何だよ」
「いや、今俺達が所持している銃は拳銃だ。弾にも限りがある。行くならもうちょっと考えようや。って話」
「わりーな。頭に無かったわ」
「それより、警報音とか何も鳴らなかったけど大丈夫なのか?」
「警備が手薄なうちに行こう」そう言うと沖は、前に進んで行った。
「おいそんな急がなくてもいいだろ」真島は拳銃の弾を数え終えるなり沖について行った。その頃、島内全ての建物を探し総統、副総統の姿が見つからなかったULTIMATEはいよいよ亜連の本部事務所に目をつけた。
「長内総監、覚悟をしてください。今から亜細亜連合(亜連)の本部事務所に突入します。」総監秘書官が長内に声をかけた。
「わかってる。まずは本部に連絡だ、それまで待つように命じておけ」
「わかりました」秘書官は無線でULTIMATE総員に待機の命令を出した。
「長内です。これより亜連の本部事務所への突入許可を出して頂きたく電話しました」
「今からそちらに春日島の捜索を行っていた部隊を派遣する。それまで待機だ」
「了解しました」警衛局理事官の戸倉に言われ長内は電話を切った。数分後春日島捜索にあたってた部隊が到着した。
「02から01警衛局本隊これより到着しました、以上おくれ」
「02了解、これより亜細亜連合本部事務所の捜索を命ずる、午後3時以上」
「長内、早く案内してくれ、本部事務所まで。さっさと片付けねーとやばいぞ」本隊管理官の水島が怒鳴った。
「わかった。ついてきてくれ」長内は、水島達を連れて森の中に入っていった。その頃、真島達は出てきた男達を倒しながら進んで行った。
「沖、地下室だ、地下室に行こう」
「急になんで?」
「見た感じ2人はまだ見つかってないらしい」本部事務所前に整列した隊員らを見て真島が呟いた。
「わかった。てかここの警備さすがに手薄過ぎねーか?なんで1人も事務所の外に出ねーんだ?」
「何かあるな。これは」そう言いながら真島は地下室に向かった。地下室に入っていくとそこには驚くべき光景が広がっていた。鉄格子で囲まれた部屋にはまるで腐ったような人間がいた。言うならばゾンビのような…
「ま、まじかよ」真島はその場から動く事ができなかった。
「真島、早く逃げよう、おい」
「ま、待てあ、あのゾンビどこかで見た事あるような」
「は?どれ」
「あ、あれだよ」そう言って真島はとあるゾンビを指さした。
「ん?どこかで…あっ」そこにはかつての真島達の上司、室口俊信の姿があった。
(season1登場人物)その時後ろから1人の男がやってきた。
「お前らもこうなりたいのか?」
「上妻、お前。どうする気だ?こんなのを作って」
「どうするだと?笑そうだな、世界征服とでも言おうか?笑」
「ふざけるな」沖はすかさず拳銃を構えた。「お前ら、もう感染してるぜ笑今この場で俺を殺しても何も変わらねーよ」
「感染だと?何を言ってるんだ」
「なら、説明してやろう。亜細亜連合は長期的な目的として世界征服を目指している。そのために用いるためのウイルスを作っている。お前らのかつての上司であった室口俊信、こいつが最初の実験体だ。そうだな、このウイルスに名前をつけるなら生きる屍という意味でLDウイルスとでも言おうか」
「ふざけるな、お前にはこの場で死んでもらう」怒鳴った沖を見て上妻は笑いながらリモコンを手に持った。
「これでも言えるか?」そう言うと上妻はリモコンのボタンを押した。同時に鉄格子からゾンビ達が出てきた。
「くそー」沖は手に持っていた拳銃で発砲を繰り返した。だが弾はすぐに切れた。
「真島、何してるだ、逃げるぞ、こっから」沖は立ち尽くす真島を連れ出して外に出た。建物内を逃げ回っていると次々に前からゾンビ達が出てきた。
「まさか、警備が手薄だったのはここにいる上妻以外のメンバーは感染していたからなのか?」
逃げ回りながら沖は頭の中で推理した。その時後ろから一体のゾンビがものすごい勢いで追いかけてきた。それに気づかなかった沖はそのゾンビに後ろから襲われてしまった。倒れ込んだ沖を見てようやく目を覚ました真島はすぐに沖の上にまたがるゾンビに発砲を行った。だがすぐに弾は切れた。
「すまん、許してくれ」真島は目に涙を流しながら近くの窓から飛び降りた。
「前方構え」上から落ちてきた物体を見て隊員達は銃を構えた。だがすぐに警衛官だと気づくと隊員達は銃を下ろした。