テラーノベル
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猫子の自宅にて
「本当に泊まっちゃってよかったんですかっ?」
不安じみた口調で心配する。
「大丈夫ですよ。何より、私があなたを助けたかっただけですから。」
ニコッと微笑んで言う。
(この人は…いい人なのかな…それとも、俺を利用したかっただけとか…?)
(どうせ、この笑顔だって、「助けたい」だなんて言葉も、嘘だろうな。)
「でも、迷惑じゃ…」
言おうとして猫子が遮る。
「迷惑じゃない。…突然、毎日通っていた会社があんな焼け野原になってしまって、辛かったでしょう。」
ぎゅうぅ、
猫子が真白を優しく抱きしめる。
「大丈夫ですよ。私がそばに居ます。あなたは、今までよく頑張ってきましたよ。」
真白の心を深くから理解し、優しく本当の愛で埋め尽くしてくれたのは、猫子が初めてだった。
真白は、1ヶ月前から精神疾患を患っていた。
上司からのパワハラ、同僚からのイジメ。
多大なるストレスで心を壊していた。
感情さえも抑えきれず、
真白はただ、
猫子の腕の中で咽び泣いていた。
コメント
1件
うわ…第2話、めっちゃ重いけど温かいね…。真白くんが心壊してたのに、猫子さんが「迷惑じゃない」って抱きしめてくれたシーン、泣きそうになった。あのぎゅうってされるの、自分もされたみたいな安心感があったよ。パワハラとかイジメの描写もリアルで辛かったけど、ちゃんと救いがある感じが好き。続き、気になるなあ…猫子さんの優しさ、本物なのかな?