『…分かった』
『でも』
『その代わりの代償は貰うよ』
「もうトイレ掃除しちゃってるんだけどね〜」
『でもそっか。』
『彼氏が欲しいんだね。』
「そうっ!そんなの〜!!」
「現実世界でも全然出来ないし。ここでもできそうな雰囲気ないし…」
「わがままだけど。仲がいい人がいいなッ!」
『仲がいいね〜』
『恋愛成就。』
『OK〜!』
「やったぁ!!」
この時。私は花子くんにお願い事を叶えてもらうことにしました。
「でも1人で2人の願いって大変じゃない?」
『あ〜ヤシロの事?』
「そう」
『大丈夫』
『でも少年には願い事の事言わないでェ……』
「はいはい」
「お願い事叶えてくれるから特別ね」
調子に乗ってます。
「あっ。さっきさ耳元で話した時〜…」
『えーと俺道具探して来る〜!』
あ
「逃げた」
まだもう一個の事。
花子くんが知りたいって言ってたこと。
「あっ、待って〜!!」
『すぐ戻る〜』
行っちゃった…
『よっと』
「あ、おかえり」
「道具あったの?」
『無かった!』
「あはは…」
「それでさっもう一個伝えたかったことがあって」
「誕生日の願い事」
『おっ、気になってたヤツ!』
「それはね」
ずっとこんな幸せな日々が続きますようにッて
『うん…いいね』
『美埜らしい』
「そうかな〜?」
「あ、あと一個だけっ!」
「最初話した時さっ!顔少し赤かった?」
「赤かったよねっ!」
「もしかして本当のコクハクだと思ってたりなんだったりして〜」
『……』
「え、あぅ」
なんだろう。今日はずっと胸がドキドキしてる。
最後のセリフはどっちでしょうね〜!!
コメント
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はいーどっちも☆☆