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真夜中
霖）ん、ぅ……いってて…
起きたら傑さんに抱き締められていた
霖）よ……る…？
外を見て月の位置を確認して大体の時間確認をする
霖）…10時…ちょい過ぎかな
霖）お風呂……
モゾモゾと動くと私を抱き締めていた傑が起きた
傑）り…ん……？
霖）んぅ…？傑…起きちゃった？ごめんね……？
頬を撫でてそっとキスをする
傑）ううん…大丈夫、お風呂？く
霖）うん……お風呂入る…
傑）そっか…お風呂まで運ぶよ
霖）ふぇ…？
傑さんは布団から出て私をお姫様抱っこしてお風呂場まで連れてくれる
霖）ごめんね…？傑さん眠たいのに起こしちゃって
傑）いいよ、それよりも霖の方が大切だからはい、お風呂入れる？
霖）うん、傑さんはもう寝てていいよ？
傑）ううん、待ってるよ服持って来るから
霖）え、でも…
｢眠たいでしょ？｣と、言おうとしたら唇に人差し指を当てられた
傑）私を助けてくれたお礼だ、私のお姫様ﾁｭ
私の頬に優しくキスをしてくれた
霖）んぅ……ほっぺ好きだね笑
傑）ﾌﾌｯほら、お風呂入って無理そうなら私は脱衣所にいるから呼んで
霖）はぁーい
お風呂終わり
ｶﾞﾁｬ
お風呂の扉を開けると傑がほんとに待っていた
霖）待っていたの！？
傑）まぁね、ほら、体拭こう
傑さんの手にはタオルがあった…まさか、ここまでやってくれるとは…
霖）大丈夫だよ、体くらい拭けるよ笑
傑さんの手にあったタオルを持って体を拭く
傑）そうだ、ホットミルクを入れようか…こんな変な時間に起きたら寝れないでしょ？
霖）え？いいの？
傑）いいよ笑蜂蜜入れるから沢山寝れるよ
霖）ありがと、傑さん
傑）いいよ、出てきたらリビング来てね
霖）はい！
服を着てお風呂場から出ると
？？）あれぇ？お前が未来の傑が言ってる嫁？
悟さんと傑さんそっくりが…リビングに居た
霖）……ｲﾔｧｧｧｧｧｧｧｧｧｱｧｱｧｧｧｧｧ!!!!!!!!!!!
傑）待って！霖！落ち着いて！
霖）！！傑さん！
傑さんが私の悲鳴を聞いて一目散に来た
霖）不審者！不審者だよ！
私がパタパタと慌てているとみんなが起きた
棘）霖！
霖）みんな！不審者！
と、言うと悟さんと傑さんのそっくりが｢誰が不審者だ！｣と、騒ぎ出した
霖）うるさい私の旦那の偽物！祓うぞ！
悟のそっくりさん）あ”？チビが俺を祓うだと？
霖）チビ……？こちとら天元と喧嘩できるほどの力持ってるわ！
恵）や、やばい喧嘩起こしそう
少し落ち着いて
悟）んで？君たち誰
傑）悟、あれは私達の過去だよ
霖）過去？てことは…若い頃の悟さんと傑さん！？可愛い〜♥
棘）んなっ…
高専悟）ﾁｯ…つーかここどこだよ…高専？それもそうだけどお前達何者？
高専傑）悟、喧嘩腰はやめようよ
みんなは私を何時でも守れるように座って、2人は対面するよう座ってる
霖）誰…って言われてもなぁ……えっとねぇ…こっちの白髪は悟さんで…こっちの優男くんは傑さんで…
2人）そうじゃない…
霖）え？
2人）そこの2人は俺達/私達だってのは分かってるからその周りを教えて欲しい
霖）え？あ…えっとね、私は木浪霖、この周りに座ってる男の人達のお嫁さん…と、言うより彼女かなｴﾍﾍ
りる）ぱぱ…？パパが沢山…
霖）私の膝に座ってるこの子は私と悟さんの子供のりる
と、着々と紹介して…
落ち着いた頃
霖）君たち…もしかして呪いでこっちに来ちゃったのかな…
高専傑）ですね…
霖）うーん…私の御札でもどうにもならないなぁ…時間挙行なんてやったことないからなぁ…りる、パパのお膝座ってて
りる）わかったー！
私は席から立っていくつか札を取り出す
霖）君たち、任務で建物に入った…だっけ？
高専悟）そーそー、そしたらなんか札があってそれ剥がしたらここに居た…ってのが話なんだけど
霖）その札、どれだったか覚えてる？
高専傑）……思い出せない…
霖）はぁ……多分、その札は私の御札だよ
高専悟）はぁ！？じゃあとっとと戻せよ！
高専悟……と、やるのもめんどくさいので悟くんと呼ぼう
悟くんは私の胸ぐらを掴んだ
全員）霖！
霖）大丈夫だよ笑待って、ちゃんと戻る手伝いをするから
悟くんの手を優しく触る
悟くん）ﾁｯ…
霖）さて…多分任務の場所とかが思い出せないのは御札の影響だよ、まぁ、生憎だけど私もその御札をどうやって作ったのか忘れちゃってね…悲しいお話だけど
高専悟）やっぱり戻れねぇだろ！
悟）おい、霖に手を出すなら過去の僕でも許さないよ？
悟くん）あ”？
やば…喧嘩しそう…
霖）待って待って！2人とも！ちゃんと君達の事は元の場所に戻してあげるから…ね？不安で仕方ないもんねお茶入れてあげるから待って？
私は席から立ってキッチンに向かう
悟ズ）ｶﾞﾙﾙﾙﾙ…
霖）りる〜悟パパのこと怒って？
りる）パパﾒｯ!
悟）可愛いよぉぉぉぉ…もうパパ喧嘩しないよーりる～
霖）ﾌﾌｯ紅茶でいい？2人とも
傑くん）あ、お願いします…
霖）お砂糖いるかな？悟くん
悟くん）要るに決まってんだろ！
霖）はいはい笑
全員分の紅茶を出す
霖）さて、とりあえずこのままにしたら2人ともが可哀想だし先にお風呂入ってきたら？
悟くん）んぁ？いいのか？
霖）えぇ、そのままだと嫌でしょ？悟さん、傑さん、服貸してあげて？
2人）はーい
霖）ほら、他のみんなは寝てきて？もう夜遅いんだから
恵）あ、危ないですよ！霖さん！
霖）大丈夫よ、それよりも明日はお仕事だし保育園でしょ？
棘）確かにそうだけど…危ないよ
憂太）そ、そうだよ！
4人は心配そうな顔を向ける
霖）大丈夫だよ、今寝なきゃ明日の任務に響くから、ね？
4人）……わ、分かった/分かりました
霖）うん、りる、4人と一緒に寝てきて？
りる）うん！分かった！
霖）さて、私は2人が寝れる部屋を無いか悟さんに聞かないと…
傑くん）君はなんで未来の私と未来の悟と結婚してるんだい？
霖）ん？なんで…か、そう言われたら分からない…としか言えないんだ
悟くん）わからない？んだよただの顔目的か？
霖）ん〜…そうとは違うな、まぁ、言えることは…好きになってくれたから愛する…かな、私のことを好きになってくれる人……すっごい少ないんだ
悟くん）は？どういう事だよ
霖）そうだね…ずっと生きてるんだ、だから私の事を愛してくれる人は本当……極わずかなんだ
悟くん）なんっつーか…つまんなそうだな、お前
霖）そう見えちゃう？まぁでも…事実だよ…悟さん達が居なくなったら私はまた一人ぼっち…すっごい寂しいよ……
でも、一つだけ…不老不死になれる方法がある…それは、とっても簡単…私の血液を取り込むだけ…
悟くん）…
霖）さ、そろそろ悟さん達が来るかな？
悟）霖！
霖）あ、悟さん！傑さんも！お着替え持って来たの？
2人）持ってきたよ〜
霖）それじゃ、お風呂の場所、分かるかな？
悟くん）まぁ、高専に住んでたから分かる
霖）なら良かった…あ、タオルの場所！ちょっと待ってねタオル出すから
椅子からたってタオルを渡す
霖）着替えは洗濯機の中に入れて置いて？明日一緒に洗うから
傑くん）わかりました、悟行くぞ
悟くん）うぃーす
2人がお風呂に入りに行く
霖）さて、2人はもう寝てきていいよ、私は札の種類を調べるかr＿
悟さんと傑さんは私の言葉を遮るように前と後ろから抱き締めてきた
霖）ふ、2人とも…？
悟）…霖、僕達が簡単に死ぬと思う？
霖）死んじゃうでしょ？見た目、何も変わってないけど…(ん？何も変わってない…？)
霖）そういえば…（いつぞやにみんなに首を噛まれて血が出たような………）まさか、お前達！
傑）気づくのが遅いよ、霖
霖）な、なんで血を飲んだりしたの！
悟）大切な恋人を1人にしないためだよ
霖）んなっ…
傑）当たり前だろう？ずっとずっとひとりで苦しい思いをしてきたんだ、ずっと独りだったぶん一緒に居よう、ね？
嬉しいこと…言われちゃったな笑これじゃあ…ずっとみんな一緒じゃん
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