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黄赤 るぅりーぬ
※名前そのまま
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夜遅く。
みんなが帰った事務所。
「莉犬。」
「ん?」
「今日、ころちゃんと楽しそうでしたね。」
るぅとくんはいつも通り優しく笑っている。
だから莉犬も何も気にせず答えた。
「うん!ゲームめっちゃ面白くてさ!」
「そうですか。」
「また遊ぼって話してた!」
「……。」
沈黙。
「あれ?るぅちゃん?」
るぅとくんは少しだけ視線を伏せた。
「いいですよ。」
「?」
「誰と仲良くしても。」
「うん?」
「莉犬の自由ですから。」
優しい声。
だけど。
「……でも。」
るぅとくんが小さく笑う。
「今日、一緒に帰るのは僕ですよね。」
「もちろん!」
「明日の朝、一番最初に連絡するのも僕ですよね。」
「うん!」
「何かあったら最初に相談するのも。」
「るぅちゃん!」
「……ですよね。」
その瞬間だけ、少し安心したように目を細める。
「それなら大丈夫です。」
莉犬くんは笑って肩をぶつける。
「そんな確認しなくても!」
「確認じゃないですよ。」
「え?」
「安心したかっただけです。」
その言葉に、莉犬くんは少しだけ目を丸くした。
-–
「るぅちゃんってさ。」
「はい。」
「俺のこと信用してない?」
るぅとくんは首を振る。
「違います。」
「じゃあ?」
「信用してるから。」
「?」
「怖いんです。」
「もし僕じゃなくても笑える相手が増えたら。」
「……。」
「僕じゃなくても大丈夫になったら。」
「……。」
「そう考えるだけで苦しくなるんです。」
るぅとくんは笑っていた。
泣きそうなくらい優しい笑顔で。
「だから。」
「僕が一番じゃなくてもいいです。」
「え?」
「でも。」
少しだけ莉犬くんの袖を掴む。
「帰ってくる場所だけは。」
「……。」
「僕にしてください。」
-–
莉犬くんは何も言わずにその手を握った。
「るぅちゃん。」
「はい。」
「俺さ。」
「うん。」
「外では誰とでも笑うよ?」
「でも。」
るぅとくんを見る。
「『ただいま』って最初に言いたいのは、るぅちゃん。」
るぅとくんの表情が少しだけ崩れる。
「それに。」
「?」
「俺が弱音吐くのも。」
「泣くのも。」
「全部、るぅちゃんがいい。」
「……。」
その一言だけで十分だった。
るぅとくんは小さく息をついて笑う。
「……それなら。」
「?」
「今日も安心して眠れます。」
莉犬くんは苦笑しながら肩を寄せる。
「ほんと、るぅちゃんって。」
「はい。」
「俺より重いじゃん。」
るぅとくんは否定しなかった。
少し照れたように笑って、
「今さら気付いたんですか。」
そう答えるだけだった。
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もっと激重感情のるぅとさん書きたい
コメント
1件
美月ゆめか🌸です〜!! わああああ第5話もやばすぎた😭💕💕 るぅとくんの「帰ってくる場所だけは僕にしてください」が刺さりすぎて胸がギュッてなったよ…!あの優しい笑顔の裏にある独占欲と不安、全部莉犬くんにバレてるのが尊すぎるよおおお😭💖 「俺より重いじゃん」って言われて否定しないるぅとくんが可愛すぎて反則だよ! 二人の関係性が少しずつ深まってる感じがたまらなく好き〜〜!続き楽しみにしてるね⋆♡
ゆしゅ
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