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🇫🇷×🇬🇧
序盤不穏
ほのぼの恋愛
両片想い
Happyend
「だからなんだってんだ」
「え、なんか薄くね、?笑」
「はぁ、浅い。」
「なにこれ」
「”つまらない作品”」
🇫🇷「…もう疲れた。」
自分の作品をわかってくれる人なんてどこにも居ない。
🇫🇷「どこにも…」
🇫🇷「もう……」
🇫🇷「……潮時かな。」
大好きな絵。
自分の表現の仕方で見方が変わる、そんな所に惚れたんだろう。
パレット、筆、絵の具を何億回持ったことか。
勿論描いていて楽しい。展示会の時
「すごかったね」と出ていく客が居た。
すごく嬉しかったし描き続ける理由にもなった。
だけどもう…自分を認めてくれる人なんて居ない。
描きたいものを描き出せない、画家として失格だろうか、
冷たい風が ふいている。
“あっち”は暖かいだろうか、
🇫🇷「もう、いっか …」
かかとをあげて足を柵にあげようとする。
(ピンポーン♪
🇫🇷「…タイミングが悪いな、」
(ピンポーン♪
🇫🇷「はいはい…」
(ガチャ、
🇫🇷「はーい、」
🇫🇷「……って、イギリスか。」
🇬🇧「なんですかその反応、かなりテンションが低いですね」
🇬🇧「いつもならここぞとばかりに煽ってくるのに…」
🇬🇧「熱でもあるんですか?」
🇫🇷「…なわけ、笑」
🇫🇷「まぁとりあえず上がってよお茶出すし、寒いでしょ?」
🇬🇧「えぇそうですね。失礼します。」
🇫🇷「んで、なんで来たわけ?」
🇬🇧「いえ、たわいない話なんですが…」
🇬🇧「次の展示会はいつやるんです?」
🇫🇷「…… 、」
🇬🇧「…フランス?」
🇫🇷「……、」
🇬🇧「黙秘、、ですか。」
🇬🇧「そんなに私には行って欲しくないみたいですね。」
🇫🇷「いやっ、!それはちがくて、」
🇬🇧「…ではなぜ黙ったんです?」
🇬🇧「理由があるんでしょう、?」
🇫🇷「……、」
言ってもいいのか、…?
今までのこと
イギリスなら、イギリスなら、…
でももし引かれてこれから関わってくれなくなったらどうするんだ、?
いやだそれだけは、本当に。
🇬🇧「大丈夫です。ゆっくり話してみてください。」
🇫🇷「っ、…」
🇫🇷「っあ、あの、…」
🇫🇷「僕っ、ほんと辛くて、それで、」
🇫🇷「もう×にたくなっちゃって……」
🇬🇧「っ、!?」
(がたっ!
🇬🇧「何言ってるんだ!!!」
🇫🇷「っ、!!」
🇬🇧「嘘でもほんとでもそんなこと言っちゃ駄目に決まってるだろ!?」
🇫🇷「でもだって、!!みんな僕の作品つまらないって!!」
🇬🇧「だからって自×しようとするな!!」
🇬🇧「作品だってつまらなくないし、何なら考えさせられる!」
🇫🇷「イギリス…」
🇬🇧「…んん”、……辛かったですよね、今まで。」
🇬🇧「大丈夫です、何があっても私が貴方の味方ですから。」
🇫🇷「っう”、ひぐっ、…」
🇫🇷「う”わぁぁぁん、!!」
人生の中で一番報われた気がする。
何故もっと早く相談していなかったんだろう。
何故自分の中で溜め込んだままだったのか、
今でも不思議に思う。
🇬🇧「落ち着きましたか、?」
🇫🇷「…うん、」
🇫🇷「……ねぇ、なんでそこまでして言ってくれたの?」
🇬🇧「え”っ、それは、その〜、」
🇬🇧「…き、ので、」
🇫🇷「ん?」
🇬🇧「貴方の事が好きなので、…」
🇫🇷「…へっ、?」
🇬🇧「っ、わわ、忘れてください!!!」
🇫🇷「…やだ、忘れたくない。」
🇬🇧「えぇ、意地悪ですね、」
🇫🇷「だって、僕もそうだし、?」
🇬🇧「……っえあ、え???」
🇫🇷「…ねぇ、イギリス」
🇫🇷「好き。大好き。」
🇫🇷「宇宙で一番愛してる。」
🇬🇧「私も、愛してますっ、」
数ヶ月後_
🇫🇷「〜〜、♪」
(シュッ、シュッ、
🇬🇧「…全く、貴方はまた私を描いて、」
🇬🇧「よく飽きませんね、」
🇫🇷「だって好きなんだもん♪」
🇫🇷「っあ、絵の具無くなりそ〜、!!」
🇬🇧「…ほんと貴方が生きていて良かったです。」
end____