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琥楽side
「…幸せだなぁ」
誰にも聞こえないような声で言った私の言葉は、目の前にいる彼女の耳に入ったみたいで
「?」
こっちを振り向いてしばらく不思議そうに眺めてた
「ねぇこた?」
「…ん? 」
「私達といるんだから、そりゃ幸せでしょっ?」
自慢げに話す彼女
『僕達といるんだから幸せに決まってるでしょ〜w?お姉ちゃんずぅっと1人だったんでしょ?』
…昔、両親と一緒に帰ってきた弟に言われたっけ
お姉ちゃんって呼ばれるのがものすごくうれしかったけど、それと同じぐらいその言葉が嬉しかったんだ
不意に涙が溢れてくる
「⁈こた⁈え、あ、ごめん⁈」
「……ッ…」
「こったん?ハンカチいる?」
「…いい」
「いやあの私の肩で拭くの聞いてないんですけど?いやいいけどさ?」
「いいんや」
「なんかデジャヴ?」
この旅行でこんなに泣いていいんだろうか
こんなキャラじゃないのに…
「…泣きたい時は泣いていいんだよ?」
ゆうちゃんはそう言いながら私の頭を撫でる
そこから先はほとんど覚えてない。泣いたのは覚えてる。
「…ねぇ」
ある程度落ち着いてきた頃に口を開く
「…居場所をくれてありがとう。」
「そりゃそうでしょ!」
「こちらこそありがとぉ♪」
「うちらの居場所でもあるんやし?」
「特に何もしてないよw」
…ここがみんなの居場所になって、私の居場所にもなって
これで、本当の自分でいれる
…なら、それの居場所を色んな人に共有するのも私達の役目
「誰かの…居場所を作りたい」
無意識だった、不意に言ってた
迷惑…
「、!あ、いや、ごめ…」
「…w」
…じゃないかみんなの顔を見て分かった
あーあ、やっぱりこのメンバーだなぁw
みんなの笑顔が輝く
「当たり前やろw?」
「お姉ちゃんの居場所でもあるしね♪」
「もうとっくに作ってもらってるよw」
「…ゆうさん達にも手伝わせてね?」
やっぱりここが最高の居場所です。
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
自分が居場所を作ってもらったから自分も居場所をつくる。本当に輝いてますね…
あ、マッジで早く終わらせますこれ。あと投稿時間遅くなります💦
それでは!また次回!