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翔太 side


新居に帰るとそこには静まり返ったリビングがあるだけ。居るはずの蓮の姿はどこにもない。

冷蔵庫を開けると、昨夜俺のために作ったであろうハンバーグが寂しそうに入れられている。

とても食事をする気分になれず、涼太の作ったマカロニサラダをその横に置いた。

洗濯と掃除を済ませて蓮の帰りを待つけど一向に帰って来ない。

時刻は23:00 俺だって昨夜帰らなかったのに蓮を責める気にもならない。

1人お風呂をすませて、ジェームズとフォーカスを摘み上げると俺と一緒に横になった。今頃蓮はラウールと一緒にいるのかな。言いようのない寂しさと不安に押しつぶされる。気がついたら涼太に電話をかけていた。


涼太📲『どうした?翔太』


翔太📲『蓮帰って来ない』


〝蓮は大丈夫。信じて待ちなさい〟そう言って電話を切られた。信じてないわけじゃない。ただ一人が不安なんだ。

一人きりのキングサイズのベットはあまりにも広すぎる。泣きながら二体のサメを引き寄せると深い眠りに落ちていった。

同棲を始めて4日目の朝を迎える。2人一緒に朝を迎えたのは一度きり。目一杯腕を伸ばして蓮を探すけど、冷たいシーツが擦れる音だけが寝室に響いた。

本格的な梅雨入り。今日も雨。涙がポロポロこぼれ落ちる。

蓮と繋がってから1人が苦しい、1人が怖い。いつからこんなに弱くなっちゃったんだろう。

携帯を見るけど、蓮からの連絡は入っていない。もうこのままずっと帰ってこなかったらどうしょう。もしかしたらラウールと・・・


翔太💙『涙ってどうやったら枯れるんだろう・・・』


二体のサメを抱き抱えてベットから起き上がれないでいる。

今日は休みだ。明日は朝からドラマの撮影が入っている。いい加減切り替えないと・・・

分かってはいても溢れる涙がとまらない。


翔太💙『蓮・・・蓮・・』


蓮 🖤『なぁに?翔呼んだ?』


翔太💙『蓮!蓮れ・・んううっぅうう゛』


蓮 side

勢いよく俺に抱きつく翔太くんの後ろでジェームズとフォーカスが宙を舞う。お世辞にも可愛いとは言えない・・・目は腫れて涙でぐちゃぐちゃ、おまけに鼻水も出てる。ティッシュで拭き取ると涙が止めどなく溢れ出てくる。


蓮 🖤『翔太くん泣かないの。そんなに会いたかった?ごめんね連絡できなくて。ラウールがうちに泊まるってきかなくって・・・』


とても話のできる状態ではなさそうだ。翔太くんが落ち着くまで暫く抱っこした。

二体のサメがベットに転がっている。寂しかったのだろうと推察できるこの状況下に喜んでいる不謹慎な自分がいる。

体を前後に揺すって翔太くんの背中を撫でると徐々に落ち着きを取り戻した。


蓮 🖤『翔太?もう平気?』


小さくコクリと頷いた。


蓮 🖤『困り事かな?翔太から話す?俺から話す?』


翔太くんは緊張した面持ちで、フッと一息吐くと一昨日あった出来事を話し始めた。

想像していない事態に驚きを隠せない。仲の良い弟のような存在のラウールが翔太くんをこんなにも傷つけただなんて。


翔太💙『ラウールは蓮の事が大好きなんだ。きっと好きすぎて頭おかしくなってるんだ。あんな事する奴じゃない。だろ?』


翔太くんが一番傷ついてるのに、どこまでも優しい。

俺はショックで正直信じられない。あり得ないラウールが俺の事を・・・

それにやり方が卑怯だ。俺達がこの関係を誰にも言えない事を逆手に取られた。

翔太くんは余程怖かったのだろう自分の体を摩っている。どうしたらラウールの暴走を止められるんだろ。


翔太💙『蓮、キスして』


蓮 🖤『どうしたの翔太くん』


翔太💙『蓮が消毒して?ねっ?触って』


蓮 🖤『ねぇどこで誘い方覚えてくるの?』


翔太💙『何言ってんだ?あっバレた原因の一つはこれだからな』


そう言って翔太くんはシャツを捲るとうっすらと残る赤い印を見せてきた。あぁまずいな完全に言い逃れできないじゃないか・・・んっ待てよ、俺って証拠はないよな・・・まっあとで考えよう。今は無条件に差し出された美味しそうな朝食を頂くことに集中しよう。


蓮 🖤『消えかかってるから、また付けとかないとね。俺のモノだって印』


翔太💙『おい人の話聞いてたか?』


シャツを捲ると白磁にうっすらと残る印が可愛いピンク色をしている。上から吸い上げるとくすぐったそうに体を捩った。


蓮 🖤『翔どんな気分?』


翔太💙『んっ////ドキドキしてる』


蓮 🖤『何期待してるの?』


翔太💙『しちゃダメなの?』


あぁ可愛い。ほんと翔太くんて正直で可愛い。背中に腕を通して腰を持ち上げると沢山の花びらを散らしていく。


蓮 🖤『ねぇ撮影脱いだりはないよね?』


翔太💙『ふふっないよ。聞くの遅くない?』


確かに・・・次から気をつけなきゃ。胸の突起を口に含むと吐息が漏れる。舌で突起を甚振ると下半身が勃ち上がりだした。


蓮 🖤『ねぇ胸だけで反応しちゃってる』


翔太💙『違うもん////やだやだ違うもん』


蓮 🖤『何それ可愛いんだけど?次は何して欲しい』


翔太💙『キスしてよ』


ズボンを脱がせると勃ち上がり出した花茎にキスをする〝そこじゃない〟とか何とか言ってる。口に含むとイヤらしく鳴いている。


翔太💙『んっあっあっ////』


ピチャピチャと音を立てれば先走りを吸い上げ、手で扱くとビクビクと腰を揺らした。舌で丁寧に屹立を舐め回せば、シーツを握りしめて、白い首筋を露わにすると白濁を放った。


蓮 🖤『ゴホッおい💢言えよ』


翔太💙『ごめん気持ちよくって忘れてたえへっ』


可愛いなぁおい・・・

もう一度花茎を含むと再び反応し勃ち上がり出す。〝もうやめて〟とか何とか言っている。手で邪魔をしてくるので指を絡めて握ってあげると大人しくなった。翔太の好きな筋裏を舐めると手に力が籠った。


翔太💙『んっふっあっソコ気持ちイイ』


蓮 🖤『翔太聞いてるこっちが恥ずかしい』


翔太💙『////もう言わない////何にも言わないからなバカ蓮』


やばい拗ねちゃった。拗ねてるのも可愛い。うつ伏せになって枕に顔を埋めている。お尻可愛いな。


蓮 🖤『よぉし、俄然やる気出てきた。しっかりと鳴いてもらいますよ翔太くん』


翔太💙『何でそおなるんだぉ』


枕に声が籠って多分そんな事を言っている。お尻を撫でるとピクリと反応すると俺の手を叩いて〝触るな変態〟と悪態をついた。


蓮 🖤『変態は翔太の後ろが好みなんです。気持ちイイとこ教えてくれなきゃ鳴き声で探るしかないからね♡挿れちゃうよ』


大慌てで仰向けに向き直る翔太くんをオセロのようにひっくり返すと内股を掴んで引き寄せた。可愛いくシーツにしがみ付いている。


翔太💙『やめてよやだ////』


蓮 🖤『それ逆効果だから』


翔太💙『じゃあして?』


蓮 🖤『はい♡お任せ下さい』


翔太💙『結果同じじゃねぇか💢このヤロー離せよ』


えっ楽しいな。翔太くんってほんと飽きないんだけど。隘路を舐めれば途端に静かになった。肩を丸めて枕に顔を埋めて声を押し殺している。指を挿れると少しだけ腰がピクリと跳ねた。困った事に鳴き声が聞こえない。


蓮 🖤『あらっ気持ちよくないみたいだ困ったな・・・指足した方が良さそうだね』


左足を挟んで捕えると左手で顔を上げさせ指で口内を弄ると、ようやく鳴いた。


太💙『んっあぁっヤダ////んんんはぁはぁ』


蓮 🖤『俺の指も舐めてよ翔太上手でしょ』


献身的に丁寧に指を舐めとってる。後ろでは俺の指を咥えてる。最高にエロい。


蓮 🖤『ねぇ翔太前も後ろもすごいエロい音出ちゃってる』


翔太💙『はぁはぁあん、あっあっ蓮////』


蓮 🖤『なぁに?』


翔太💙『恥ずかしいから////ヤダ//やめて』


蓮 🖤『可愛いからヤダ♡それに俺しか見てない。ほら翔太のお口が休んでる』


頑張って俺の指を舐めてるの可愛い。もっともっと可愛い翔太くんを見たい。気持ちイイところを探して指を出し入れすると気持ちよさそうに声を上げると腰が揺れた。


蓮 🖤『あっここだね..////気持ちイイねっ翔太可愛いよ』


翔太💙『あはぁっあん、やっンン蓮//蓮気持ちイイ..イっちゃう////あああっあんヤダ…あぁあっあ゛』


蓮 🖤『ねぇ中でイクこと覚えちゃったね?洗濯の必要がないから助かるけどけど』


〝お前洗濯しないだろ〟と悪態をつく翔太くんを仰向けにすると足を持ち上げ翔太くんの中に侵入する。


蓮 🖤『はぁーい挿れますよ〜力抜いて下さいね〜』


翔太💙『その言い方やめろよ////』


ゆっくり突くと翔太くんが嬉しそうに手を伸ばす。


翔太💙『蓮カッコいい//もう一回前髪かきあげてよ』


蓮 🖤『ねぇ前から気になってたんだけど何それ?』


翔太💙『えっめっちゃカッコいいよ♡まだ動画もらってない』


蓮 🖤『やだよ恥ずかしい』


翔太💙『約束と違うぞ蓮』


蓮 🖤『何の約束?』


すっかり忘れているようで思考を巡らせている。思い出す前にイってもらおう。そんな恥ずかしい動画撮られる訳にいかない。腰を掴んで奥まで突き上げると律動を速める。


蓮 🖤 『んんぁっ翔太ッ///』


荒げる俺の声が嬉しいのか翔太の中が締まった。


翔太💙 『蓮・・気持ちイイの?バックでしてもイイよ』


蓮 🖤 『んっ気持ちイイ翔太。最高///はぁじゃバックでイかせて』


翔太くんが四つん這いになると腰を掴んでゆっくりと挿入した。はぁはぁと呼吸を整えている。

次第に抽挿を速めると、2人の結合部からはイヤらしい水音が響く。感じる快楽のままに腰を動かし応えようとする翔太がシーツを掴んで奥歯を噛み締める。声を我慢する翔太が意地らしく、翔太の屹立を同時に扱けば奇声をあげた。


翔太💙 『んん///れんっ//あん、あぁっあん、やっ///….』


蓮 🖤 『顔を上げて、声出して///んんっつ翔太腰振って可愛い….はぁ..上手…イクよ翔太イイ?』


翔太💙 『んっ来て蓮…大好き////…んんぁあぁあ゛』


同時に果てベットに転がる。翔太くんが笑顔で俺にキスをすると首にしがみ付き、後ろにいた二体を見るなり叫んだ。


翔太💙 『ああぁあ!!!何見てんだお前たち…蓮、、蓮大変ジェームズとフォーカスが・・・』


蓮 🖤『翔太、静かにして・・・疲れた』


翔太💙『えっ?蓮もう終わり?もう一回しよ?』


蓮 🖤『いや今日はもう・・・ちょ翔くんやめなさい』


翔太くんは俺の上に跨り、熱塊を再び勃ち上がらせ挿入した。腰をくねらせ抽挿を繰り返している。二体のサメさんと俺は彼女の妖艶な姿に口を開けたまま呆気に取られた。

君と僕のユートピア

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コメント

24

ユーザー

この2人のお医者さんごっこも見たくなった😘

ユーザー
ユーザー

ラウールもしょっぴーに夢中になりますように🙏💙 もう翔太のためのユートピアでいい笑

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