2度の行為を終え、ベットで過ごす昼下がり。朝から降り続く雨。雷も鳴り響いている。
何かと怖がりの翔太くんだが雷は平気なようだ。
二体のサメを抱っこしてゴロゴロしている。
時々俺の胸に乗っかってきては上目遣いの練習をしている。一体何がしたいんだか、時々謎の行動をする。
昼ごはんを作ろうとベットから起き上がるとインターホンが鳴った。
蓮 🖤『館さんかも知れない。随分心配していたから。見てくるね』
玄関扉を開けると頭の痛くなる存在が、アイドルスマイルで立っている。俺を見るや否や素の男の顔に戻った。
亮平💚『あれ?なんだ蓮か。翔太は?』
蓮 🖤『なに?今イチャイチャしてるんだけど?』
亮平💚『あっそ、えらく冷たいのねぇ蓮・・・あっ翔太?・・どうしたの大丈夫?』
全くどっちが冷たいんだか。目が腫れてる翔太くんに気づいて〝蓮に意地悪されたの?〟とか言っている。もうこれ以上話をややこしくしないで欲しいな。
阿部ちゃんにひと通り事情を説明する。
段々と険しい顔になり、最後は男むき出しで憤慨している。
亮平💚『翔太おいで・・・怖かったね。もう大丈夫俺がついてる』
いやいや、あなたも大概怖いですよ?やってる事はラウールより酷いと思うけど・・・
すんなり阿部ちゃんの股の間に収まって頭を撫でられ幸せそうな翔太くんだが・・・翔太くんにとって阿部ちゃんはどういう存在なのだろう。
それにしても、翔太くんのお腹に回された腕がイヤらしい。睨みつけていることがわかったみたいで、わざとらしくシャツの中に手を差し込んだ。
亮平💚『嫉妬してる場合じゃないよ蓮。頼れるものは使わなきゃ・・・この中で一番役に立つと思うけど?』
蓮 🖤『どの辺が?』
翔太くんが不思議そうに阿部ちゃんを上目遣いで見つめてる。練習の成果を事もあろうに阿部ちゃんで試してるのだろうか?そんな顔してるから毎度食べられそうになるんだよ。
翔太💙『んんんっ/////はぁ//』
ほら食われた。
蓮 🖤『おい阿部いい加減にしろ。人の女にキスするなよ💢それと翔太のお腹触るのやめて』
亮平💚『こんな顔で見つめてくる翔太が悪い。真っ白で綺麗なお腹もツルツルして気持ちイイし、翔太だって蕩けちゃってるし可愛い♡うふっ』
舌舐めずりしてやがる・・・ただの変態じゃないか。
亮平💚『全身全霊でお守りしますよ、蓮の姫君を』
蓮 🖤『はぁ???』
阿部ちゃんはラウールに〝2人が付き合ってる〟って思わせればいいと言った。
翔太💙『蓮と亮平?』
亮平💚『俺と翔太』
蓮 🖤『やだよ』
亮平💚『蓮はラウールの事こっぴどく振ってきなさいよ。俺と付き合ってるって思わせれば翔太に手出ししてこないでしょ』
蓮 🖤『ふざけるなよ💢阿部ちゃんの魂胆は分かってるからな。その隙に翔太をヤルつもりだろ』
亮平💚『蓮と一緒にしないでよ。俺はそんな変態じゃない。翔太安心して、翔太が挿れてって言うまで挿れないから』
蓮 🖤『おい、いい加減にしろよ💢』
翔太💙『ごめん俺がもっとしっかりしてれば・・迷惑かけてごめんなさい』
亮平💚『ちょっと翔太』
翔太くんは今にも泣き出しそうな顔で寝室へ消えていった。後を追うように阿部ちゃんが続いた。俺もその後を追う。
亮平💚『翔太・・・入るよ?』
翔太💙『二人が俺のせいで喧嘩するのは見てらんない。俺、皆んなのお荷物だ』
亮平💚『そんな事思った事ない。好きで皆んな翔太を助けたいって思ってる』
翔太💙『蓮と別れたくない・・・亮平助けて』
亮平💚『おいで翔太』
蓮 🖤『こっちおいで翔太』
亮平💚『ねぇ邪魔しないで』
蓮 🖤『そのままお返しします』
翔太💙『どっち行けばいい?』
蓮 🖤『はぁ迷う方がおかしいよ翔太くん・・』
翔太くんは〝ごめんなさい〟と言うと、のそのそと俺に近づいて腕に纏わりついて収まった。
蓮 🖤『阿部ちゃんうまく行くんだろうね?』
阿部ちゃんは胸をドンと叩くと〝任せて〟と言って3人で作戦会議を行った。到底納得いくものではないが翔太くんの為だ仕方ない。俺の忍耐が試される・・・
亮平💚『まずは、翔太は今日から俺の家ね』
蓮 🖤『何でそうなるんだよ💢』
亮平💚『いつラウールが家に来るか分かんないでしょ?元はと言えば、ラウールに合鍵返してもらっていない蓮が悪いんだから。一人は寂しいだろうし嘘から始まる恋もあるしね翔太♡』
蓮 🖤『駄目ダメ、無理無理、絶対駄目』
涼太❤️『で💢どうしてこうなるのかな?』
翔太💙『蓮が亮平のとこには泊まるなって』
涼太❤️『翔太何でサメさんも連れてきたの?』
翔太💙『まだ、涼太に見せてなかったろ?こないだ行った水族館で買ったの』
亮平💚『水族館行ったの?嫉妬しちゃう。俺とも行こうよ』
涼太❤️『何でお前までいるんだよ💢帰りなさいよ』
翔太💙『いいじゃん3人楽しいよ?涼太の家客間あるし。ダメなら亮平の家行くからな』
亮平side
大きくため息なんかついちゃって。翔太が泊まりに来て嬉しいくせに。せっかく二人きりでヤレるチャンスだったのに。涼太が仕事の隙を狙うしかないかな・・・
翔太💙『亮平おいでよ。お部屋こっちだよ』
翔太の大はしゃぎに頭を抱えてる涼太が新鮮で面白い。涼太を持ってしてもこのド天然翔太の舵取る事は難しいみたい。涼太の家を先輩風吹かせて翔太が一部屋一部屋紹介している。
亮平💚『翔太今から買い物に出かけよう。見てもらいたい洋服があるんだけど』
翔太💙『イイよ。涼太も行く?』
涼太❤️『いや遠慮しておく、晩ご飯準備しておくからそれまでには帰っておいで』
買い物を済ませ翔太の運転で帰宅途中〝涼太にお土産買うの忘れた〟と言ってケーキ屋さんに寄った。きっと翔太が食べたいだけだ。
運転している翔太はカッコいい。サングラスなんか掛けちゃって上機嫌で歌を歌っている。
あと10分程で涼太の家に着くというところで連絡を入れる。ふと翔太の携帯に目をやるとラウールから着信が入った。
亮平💚『翔太、ラウールから電話。スピーカーにするから何があっても一人だって言い張ってね』
翔太💙『おっおう分かった』
ラウ📲『翔太くん今何してる』
翔太📲『一人でドライブ中だっ//』
翔太を守りながら、翔太を甚振れるなんてこんな夢のような事ってある?控えめにいって最高なんだけど。
運転中の翔太に〝安全運転でよろしくねっ♡〟と言うと、ズボンのチャックを下ろした。ちょっと期待してた?少し勃ち上がり出してる。体は正直だね、俺の事覚えてたのかな。
亮平💚『可愛い』
やばい普通に声出しちゃった。
ラウ📲『誰かいるでしょ?めめと一緒でしょ。翔太くん嘘ついたらどうなるか分かってるよね?』
勃ち上がり出した翔太の先端を優しく擦れば先走りが溢れる。屹立を口に含むとドクドクと脈打つ花茎が愛おしい。吸い上げると堪らず声が漏れ出る。
翔太📲『違うよ一人って..んっ//はぁっ言ってるだろ』
💙『やめろよんっはぁっやっ///』
亮平💚『静かに』
ラウ📲『めめと別れてよ。何?なんか変な声聞こえるいったい車内で何やってるんだよ』
翔太📲『付き合ってないって何度言えばわか…ンはぁ』
ラウ📲『ちょちょっと信じらんな吐息漏れてるよ。めめなんでしょ!』
翔太📲『ちがっ///ンンッはぁはぁああっりょへ…やめ..』
亮平💚『もう可愛すぎる..翔太気持ちイイね。ラウールそう言う事だからあまり僕たちの邪魔しないでねじゃっ』
電話を切ろうとしたタイミングで〝マジかよ〟と言うラウールの声が聞こえた。
思いがけず、早期解決かも・・・
亮平💚『お子様には刺激が強かったかしら・・・あらっ運転手の方は刺激が足りなかったようね。中途半端は可哀想』
勃ち上がり出した花茎を手で数回擦ると口に含む。
翔太💙『やめて///』
亮平💚『翔太もう声出しても大丈夫だから。上手にイこうか』
翔太💙『やぁっ///あっあっりょやめて///ンンンンッ』
亮平💚『痛っ、頭殴らないでよ!痛いじゃない💢』
涼太のマンションに着くや否や頭をゲンコツで殴られた。玄関扉を開けた涼太が、頭を痛そうに抱えた俺をみて心配している。
涼太❤️『どうしたの亮平?頭どっかぶつけたの?』
背の高いやつは大変だなとか言ってる。能天気なやつ。翔太に意地悪く微笑み舌舐めずりする。
亮平💚『小動物に殴られた』
翔太💙『蓮に言いつけるからな亮平』
亮平💚『何さ感じてたくせに』
握り拳を振りかざす翔太から全力で逃げると〝家の中を走らないで〟そう言って涼太から怒られる。テーブルの上のローストビーフを見るや否やすっかりそちらに夢中の翔太が大人しく椅子に座った。
涼太❤️『手洗いうがいが先だよ翔太』
翔太💙『はぁーい。亮平手洗いはこっちだよ』
俺の手首を掴むと洗面台へ連れて行く。
ソープを手に取り手を洗っている翔太のシャツを捲りお腹を触る〝いい加減にしろよ〟と振り向いた翔太の唇を奪った。泡だらけの手では押しのける事もできず足をばたつかせる翔太の下半身を掴むと吐息が漏れ出た。本当感じやすい体。
翔太💙『んっ///…アッ////』
亮平💚『夜が楽しみ』
耳元でそう言うと、顔を真っ赤にした翔太の隣で手洗いとうがいを済ませリビングへ向かう。
亮平💚『翔太早くしないと・・・食べちゃうよ♡』
もちろん翔太事、頂きますとも・・・
コメント
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ゲイで、9人組イケメンアイドルグループのメンバーって阿部ちゃん、出だしから勝っとるwww
阿部ちゃん書いてて楽しい😋ブラック阿部大好き💚舘も天然だどう思ってる❤️近場でワチャワチャ起きてても気づかない舘🤣是が非でも挿れたい阿部🤤
阿部ちゃんにとってパラダイスでしかなくて最高😆 しょっぴー💙も、もう嫌がってないじゃんww舘さん、頑張れ❤️