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大森side
ネットで買った紐
結んで適当にドアノブに引っ掛け、首を通して体重をかける
大「ぁ”ッ、…」
苦しくなってきた
もう死ねるって時に
大「ガヒュッ、はァッ…泣」
死ぬのが怖くて反射的に紐から離れようとする
いつもこんな日々
気分がいい時はいつも通りなのに
精神的にきつい時はずっとこれ
死のうとして首を吊るけど怖くてやめたり
気持ちよくもないのにODして吐いて
腕やを切ってストレス発散するしかなくて
その傷も2人にバレないために夏場でも滅多に肌を露出できない
明日の朝、首に跡が残ってないことを祈りつつ
眠剤をのんで布団に入った
大「ん、。…」
今日はJam Landの収録日
割とゆったり目の撮影だと言っていた
大「行くかぁ、…」
とは言ってももう間に合わない
なかなか眠りに付けなかったのに、やっと寝れたと思いきや今度は頭が痛くて起き上がれなかった
無断で遅れるのはいけないと思い、涼ちゃんに遅れるとLINEをした。
最近遅刻多いし怒ってるかな、
しばらくしてやっと立ち上がり、鏡の前で首を確認すると、驚くほど綺麗に跡がついている
でもドタキャンなんて出来ない
少し渋ったが、荷物を持って家を出た
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若井side
藤「若井ー、元貴ちょっと遅くなるってー」
若「はーい。なんか最近遅刻増えたね。」
藤「時間に疎いからなぁ元貴は。でも大遅刻する前に1回言っといた方がいいのかな…。」
若「そうだね。」
最近の元貴はどこか変だった
季節関係なくずっと長袖
少し遅れる程度だが、遅刻が多い
あまり元気がない
このことも今日聞きたいな、
大「遅れました、!!ごめんなさい、」
汗だくでゼーゼー息をしながら部屋に入ってきた
こんな真夏日なのにまた長袖のタートルネック
何かを隠すような服。
藤「えっ、元貴!?こんな暑いのにそんな服着て…熱中症になるよ、!」
大「うーん、。大丈夫」
若「とりあえずそこのソファ座っときなよ。あそこ扇風機あたるから」
大「遅れてきたのにごめん、ありがと…」
荷物を置いてフラフラとソファに向かって倒れるように座り込んだ
寝てるのかなと思うほど動かない
若「元貴、?」
返事がない
よく聞くと寝息が聞こえる
普段寝れない元貴が寝てるからなるべくそっとしておきたいけど、汗をかいたままだった
のでハンカチで元貴の汗を軽く拭くことにした。
おでこの汗を拭いたあと、首もとのタートルネックを少しめくると、首を吊ったような痣が。
少し下には切り傷のようなものも。
本当は今すぐに起こして話を聞きたかった
でも出来なくて
汗だけ拭いてから、涼ちゃんに伝えた。
藤「えっ、首?」
若「いや、俺の考えすぎかもしれないけど、切り傷はさすがに…。」
藤「そっか、。元貴も辛いよね、」
若「起きたら…話そうね。」
大「ぅ、ッ…」
若「起きた…?」
藤「いや…ねてる、。」
じゃあさっきの声はなんだ。
2人で元貴の寝てるソファを覗くと
冷や汗なのかなんなのか。おでこがびっしょりで、苦しそうにうなされていた
藤「えっ、。起こした方がいいんじゃ、、」
元貴の体を軽く揺さぶり、名前を呼ぶと起きた。
若「大丈夫、?魘されてたよ、」
大「ぁ、。大丈夫…。ごめんね、寝ちゃってた…。」
藤「ねえ、元貴…」
大「え、…なに、?」
元貴が少し怖がりながらそういう。
涼ちゃんはなかなか続きを話さない
俺が話すべきなのか。
若「元貴、。まずは…その、ごめん。」
大「え、?どういうこと、」
若「首の傷…。痣も、あれ何、?」
大「あ…、見たんだ…。」
藤「ごめんね。」
大「いいよ、どうせいつかはバレると思ってた…。」
若「なんか悩んでるの…?」
大「ちょっと不安なだけだよ、全然大丈夫」
なんでこんな笑顔でそんなことが言えるの
絶対大丈夫なわけない
腕だって、見てないけど日頃の服装や仕草でわかる。きっとリスカもしてる
なんで頼ってくれないの
どうして
藤「少しは頼ってよ…。」
大「え、」
藤「そんなに信用されてない、?僕らって…。」
大「そういう訳じゃ…っ。ただ迷惑かけたくなくて…。」
藤「1人で悩んで自分を傷つければそれでいいと思ってるのっ、!?」
涼ちゃんが珍しく大きな声でそう言った
元貴は泣きながら「違う」とこたえた
藤「じゃあ…。もっと頼ってね…。少しでも不安な時とか、自分傷つけちゃう前にさ、電話でもなんでもいいから…ね。」
大「うん、ごめんなさい」
飽きた
ほぼ没