相変わらず緑赤少なめです…
「悠佑さん、?」
「あ、うん。えっ…ん?」
「ごめんなさい、急にこんなこと…困りますよね。」
「いや、…うん」
困るよ普通に。
普通にその質問をされるだけでも困るのに。
まろと付き合ってるっていう建前だから余計に困る。
ええぇぇ…わからん。
答えるのか、流すのか。
どっちが正解や。
つかこんな質問を先輩にするってどうやねん。
どんな育ち方をしてきたんや。一歩間違えんでもセクハラやぞ。
天然なんか、はたまたただの獣なんか。
…解せぬ。わからねぇよすち。
「聞いてどないするん?」
「参考にします。」
「参考とは」
「誘うためには参考にする情報が必要かなと。抱かれる側の方の意見も聞いてみたいですし」。」
「あぁ、真面目なんやな…ん?」
なんか聞き捨てならん事いっとらんかったか???…まぁ、ええわ。
いやー…どないします?
さすがになぁ…恥ずかしいっていう事にして断るか。
「でもなぁ?さすがにそんなんは恥ずかしいかもしれんなぁ。」
「そ、そうですか…どうしてもダメですか??」
「…ん??」
「どうしても不安なんです…経験豊富な二人にアドバイスを貰いたいんですッ」
「いや…別に…そこまでやし。」
「そんなにイケメンでモテないわけないでしょ!!!」
お前が言う???
「お願いします!!初めて誘われた時のことをッ!手前まででいいのでッッ!!」
土下座する勢いのすち。
おいおい……やめてくれや。
無理やて。捏造はできんよ。
しかもメンバーとの行為とか……勘弁してくれ。
「悠佑さん…お願いします…」
「っぐ……」
ッ仮に!!仮にな?!!本当にまろと付き合ってたとして……
「あにき。」
「んー?」
「今日取引先との商談があったんやけど…」
「おーん。」
「それがほんまに大変でさぁ」
「…」
「んでぇ…あにき?」
………ぎゅ、
「うぉ、!…急に抱き着くなや。」
「…あにき話聞いてくれんねんもん。」
「聞いてたやーん。お、確定演出。」
「…なぁ」
とさ、
「え”…」
「兄貴が構ってくれんのが悪いからな」
「いや待って!!構う!構うからっ!!」
「もう遅いわ。」
「ちょっ、//明日仕事やて、!」
「しらーん…ほら。べー、して。」
「っ…//」
「なぁに照れてんねん、笑」
「はよいっぱいちゅー、しよ♡」
普通に想像できてしもた…自然に俺、抱かれる側やしッ
…いやアウトやろ。メンバーとのソレはアウトやろ!!!
自己嫌悪とはこの事…
「悠佑さんッ」
「分かった!!分かったて!!!えーっと…」
考えろ…アイツやったらどうしそうや…えー…
「ゆ、誘導尋問。」
「…………え、?」
「誘導尋問の末…まぁ。抱か、れた…気がする。」
なんか…S、そうやし。しらんけども。
「え…大丈夫なんですか…同意とか」
「いやあったよ!!俺もほらッ…ダ、だだ…抱いて、欲しかったし…//」
クソッ//………屈辱。
「なるほど………うーん」
そんな顔されても…そら参考にならん事言った俺も悪いけどさ。
テンパったらそうもなるやろ。堪忍してくれや。
あぁあ!!面倒くさいなぁ
「…別に普通に誘えばええやん。「暇ちゃんを抱きたいです」って。」
「えぇ!!」
「…た、確かに俺も一番初めに思いつきましたけど…直球、過ぎません??」
「そーか?バカ真面目なすちらしくて俺はええと思うけど。」
「バカって…」
「他人のなんか参考にせんでもさぁ。お前らしく突っ込んでいった方がなつも嬉しいと思うけど。」
「うーん…」
「じれったいなぁ…しゃんとせい、男やろ」
ピンっとでこを弾いてやる。
なんや、俺なりの喝の入れ方や。
「って、」
「おら、今夜あたり襲ってこい。」
「急に雑じゃないですか、?」
うっさいわ、こちとらヤケクソなんだわ!!
「なら…いふさん呼んでください。」
「は、?」
「よく考えてみたら、同じ立場の人の意見も聞いてみたいですし…」
なんか…毎回匂わせてくる「悠佑さん=抱かれる側」みたいなの嫌なんだケド。
「お二人に背中押してもらえれば…できるかもしれない、です!」
「いや、でも…」
「お願いします!!」
此奴…この数分で俺が頼みごとに弱いのに気づきやがった…
「悠佑さん」
…というか気づいたとたん生意気になりやがった。
「俺、暇ちゃんと…したいです。やっぱ。」
あぁ、どうぞ。俺と関係ない所で思う存分にしてくれ
「だから、お二人に。付き合ってる悠佑さんたちに見届けてもらいたいんです!!」
そんな義理やないって…
つか物理的に無理やし…
「悠佑さんにしかいないんです…」
そんなん言われても…どうしろと
「うぐ、………」
次回「悠佑、困惑」
緑くん下手…敬語使うとうまくキャラを扱えないですね…
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