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ayhs
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あれから数ヶ月、連絡は沢山した。全部、俺からだけど。互いに忙しい夜が続いて、俺も源ちゃん不足だけど、メールを投げたら簡素でも返って来るから大丈夫。死んでないからいつか会えるよね。明日から数日、依頼無いから源ちゃん探そうかな。とか思いながら、仕事後に公園の水道で血濡れた手を拭っていると、遠くの待ち望んでいた人影が視界に入る。
俺は思わず水を出したまま飛び出して、源ちゃんのところへ駆け寄った。
「源さん!!」
「君は、…えーと、」
「剛です」
「あぁ、剛くん笑 久しぶりだね」
「久しぶりです。元気でしたか?」
「うん。おかげさまで」
「よかったです!」
源ちゃんは目を細めたまま、あぁ、うん。と返し目線を俺の胸元に移した。
「仕事終わり?」
「えっ、はい。なんで?」
「血。目立つ服着て、着替えないの?」
人差し指を俺の胸へと突き立てそっとなぞる。えっち。可愛い。大好き。
「血を拭ってから着替える予定でした。」
「ふーん。」
「…源さんは、これから仕事ですか?」
「いや、これから飲みに行くけど。…来る?笑」
「い、いいんですか!」
「いーよ。どうせ飲み相手は向こうで作る予定だったし、」
手間が省けた、とまた細められた目を合わせられ、顔が熱くなる感覚がした。やっぱり好き。俺は公衆トイレで着替えてくると告げて少し待ってもらうことにした。
個室に入って、着替える前に一発だけ。欲を放つ。源ちゃんのことを考えると半勃ちなんて当たり前で、本当、困っちゃうな笑。あー、源ちゃんのナカに出したい。それも少しの辛抱だ。まだ無理だけど、そのうちできる。さ、待たせてるから早く行かなきゃ。
着替えて外へ出ると、遠くに居たはずの源ちゃんが公衆トイレの壁に背を預けていて、思わず固まる。
聞かれた?声、名前、出してたっけ、どうしよう。聞かれてたら、どうしよう。いや、聞かれてるかも。…でも、あぁ、もしそうなら、死ぬほど興奮する。
そんな想いも虚しく、源ちゃんは何事も無いかのように俺の袖を引く。
「じゃ、行こっか。」