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#イラスト部屋
高橋えのき
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ベリ子からのメッセージ。
夜静かな道を1人で歩きながら返信をする。
今から会えない?
その文字を打とうとしたが、送信を押す勇気がなくため息がでる。
配信も活動もすごく上手く行ってる。
毎日楽しくて充実してて…
「それで満足だと思っててんけどなぁ」
疲れた身体。
早く休んで、それから…
それから
「電話やったら、出来るかな」
文字を消して新たなメッセージを打とうとすれば、突然電話がかかってくる。
相手はずっと声を聞きたかった相手。
「あ、トラ?もう仕事終わっちゃった??」
「え?うん。今帰りやけど。どうした?」
「…いや、ベリーも書類届けに事務所行くから会えないかなぁと、思って」
心臓が跳ね、答える前に踵を返す。
「今から?」
「うんっ」
「…じゃ食べるとこ探しとく」
「ありがとう!じゃまたあとでねぇっ」
重たい身体が嘘のように軽い足取りで戻る。
我ながら単純だが、彼女の明るく真っ直ぐな聴けるのがどうしようもなく嬉しい。
ベリ子も…そうだといいなって、
都合良すぎ、だよなぁ。
最近2人で遊ぶし、たまにこうやってあってご飯行って喋るし
特別…で思いは大きくなるばかり。
でも、関係を壊すのが…怖い。
臆病で情けない。
「はぁ、やめよ。ご飯屋探さなきゃ」
マイナス思考になる頭をスマホに戻し無理矢理夜ご飯の事を考える。
ベリ子今日はなんの気分かな。
肉?魚?ピザとかここ美味しかったな
お酒とよくあって…甘いお酒もいくつかあったしベリ子好きそうかも。
「わ!!!!」
「ぅえ”!?!?」
お店を決めようとしてると後ろから大きな声がし思わず俺も声を上げる。
「あはは!びっくりしたぁ?」.
「もぉ、普通に来なさいよ。おじさんの寿命が…」
「お兄さん、ね??」
「ア…ハイソウネオニイサン」
「お兄さんだよね????」
「ソウデスヨッッ」
一連の流れをして笑いながら歩き出す。
どちらからでもなく手が触れると暗闇に紛れて手を繋ぐ。
いつも通り喋りながら、暖かい手に安心してふと瞳を覗く。
夜の光に照らされる大きな目が綺麗で視線が合うと楽しそうに笑う。
可愛い。
ね、俺がこの思ってる事口にしたら…
この子は受け入れて、くれるのかな。